GlusterFS

RedHatにより開発されている分散ファイルシステムの一種。
ファイルシステムではあるがコアプログラムはアプリケーション層(ユーザ空間)で動作する。
ファイルシステムのマウントもFUSE・NFSなど様々な物が用意されている為、
用途・環境に併せてシステム構成を変更出来る。
 
GlusterFSは、RAID0/1/5相当の処理をアプリケーションとして実装しているが、
大容量ファイルの処理が早い為、10GigabitEthernetを積んでHCI環境で利用する場合が多い。

参考サイト

構築環境

インストール

ピアリング

ファイルシステム

チューニング

GlusterFSがBrickに接続する際、宛先ポートはTCP:49152から昇順にアクセスするが、
ローカルポートはTCP:1024から開いている番号の降順に利用する。
その為、GlusterFS環境下でIMAPS(TCP:993)やPOP3S(TCP:995)を構築するとポート番号の衝突が多々発生する。
この場合、GlusterFSの「開いている番号を降順に利用」する仕様を応用し、
GlusterFSが起動する前に、IMAPS/POP3Sのサービスを起動する事で回避出来る。
 

 コマンド