*HAProxy [#dabbd2f4]
[[HAProxy>+http://www.haproxy.org/]]
L4レベルと、L7レベルでの負荷分散(ロードバランシング)に対応するフロントエンド。
HAProxy単体でパーシステンス(srcIP,cookie,etc...)も可能だし、重み付け分散も出来る。
システムを本気で冗長化したいが、金を掛けたくない場合には有効な手段の一つ。
ただし、HAProxyは負荷分散のみの為、完全冗長化をする為にはHeartBeatも組み込む必要がある。
システムに金をかけれる場合、F5のBIG-IPとかA10のThunderとかを使う必要がある。
*Corosync [#a186758c]
[[Corosync>+http://corosync.github.io/corosync/]]
正式名称:The Corosync Cluster Engine
LinuxでHighAvailability(H/A)構成を実現する為に使用する、ノード装置死活監視ソフトウェア。
設定したノード(対向、多対向)のノード監視を行い、ノードが停止した場合に正常系への切り替え処理を実施する。
動作としては、CiscoASAのH/A構成や、VRRPの2IP構成の動きに似ている。
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*インストール [#vf33201c]
*インストール [#bc08d1e1]
&size(16){&font(b){1. ビルド・インストール};};
事前に[[squid>Linux/Source/squid]]をインストールしておく事。
色々なインストール方法があるが一番楽なのは、yum一発で入れる方法
下記コマンドを打てば、必要なライブラリも全て自動でインストール出来る。
 # yum install corosync

しかし、冗長構成等のシステム基幹部分もyumに頼るのはどうかと思うので、
今回はソースコードからのインストールも実施する。
ソースコードからインストールする時は、prefix指定によるバージョン管理を実施していたのだが、
corosyncの場合、prefix指定をするとライブラリの読込み不良を起こして起動しなかったり、
Pacemakerとの連携も上手くいかない為、prefix指定無しでビルドを実施する。
※ソースコードの取得にgitコマンドが必要なので事前にいれておく
 # git clone hogehoge