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*ZABBIX [#m4587f5a]
[[zabbix:+http://www.zabbix.com/jp/]]
統合監視システム。やろうと思えば、ログとかも収集出来る。
基本は公式のwikiがあるのでそれを見ればわかる。以下参考資料(wiki)
[[zabbix 1.8:+https://www.zabbix.com/documentation/jp/1.8/manual/installation/installation_from_source]]
[[zabbix 2.2:+https://www.zabbix.com/documentation/2.2/manual/installation/install]]
[[zabbix RPM:+http://www.zabbix.jp/documents/installation/install-rpm]]
*PandoraFMS [#xd42b9d9]
[[PandoraFMS:+http://pandorafms.org/ja]]
サーバとNWの統合監視ソフトウェア。
OSSのプログラムとしては珍しく、PandoraFMS監視サーバをWindows上にも構築出来る。
Windows上に監視サーバを構築する場合は、IISの待ち受けポートと衝突させない等の工夫が必要。
必須なミドルウェアはインストーラに同梱されているので、クリックインストールのみとなる。
~
*インストール [#r0ecff60]
*メモ [#o4ab7041]
-監視サーバをWindows上に構築する場合、基本的にPandoraFMSに同梱されているapacheを利用する。
WebサーバをIISにする場合、機能の追加インストールと、PHP設定を行う事で利用可能になる。
-対応するDBはMySQL、PostgreSQL、Oracleの3つのみ。SQL Serverは未対応。
-パラメータとDB構成はLinux版と同じなので、Windows環境で仮構築後にLinuxへ移植も可能。
~
*パラメータ [#fc757bea]
・PandoraFMS コンソール初期ユーザ
[User]: admin
[Pass]: pandora
・同梱MySQL 管理ユーザ
[User]: root
[Pass]: pandora
・同梱MySQL PandoraFMS用DB
[User]: pandora
[Pass]: pandora
~
*インストール(Apache版) [#rfd176db]
&size(16){&font(b){0. 前提条件};};
-[[zabbix-server>#deb5846c]]
-[[zabbix-agentd>#t8492ea9]]
今回のメモは下記の条件で動作検証。
-構築環境
※インストール先はデフォルト値 "C:\PandoraFMS" を利用
---
[VM]: Hyper-V ver6.3.9600
[OS]: WindowsServer2012R2 x86_64
[MEM]: 2GB
[HDD]: 50GB
以下を前提でメモしてある。
・zabbixは"ver 2.2.1rc1"を使用。
各IPアドレスは、
・zabbix-server = 192.168.1.10
・zabbix-agentd = 192.168.1.10,192.168.11.11
とする。
-ミドルウェア
※全てPandoraFMSインストーラに同梱されている物を使用
---
[PandoraFMS]: Server 6.0SP1 x86_64
[Apache]: 2.2.25
[PHP]: 5.4.25
[MySQL]: 5.5.37
~
&size(16){&font(b){1. 前準備};};
予め、必須なミドルウェアを入れておく。
[[Apache>Linux/Source/Apache]]
[[MySQL>Linux/Source/MySQL]]
[[PHP>Linux/Source/PHP]]
ミドルウェアを入れた後にzabbix用ユーザ、グループを作成。
# groupadd zabbix
# useradd -g zabbix -d /var/zabbix -s /sbin/nologin zabbix
その後、zabbixで監視する物に対応するライブラリ(snmp-develとか)を突っ込む。
ライブラリ関係までmakeするのだと、切りが無いのでサクッとapt-getなりyumなりするのを推奨。
&size(16){&font(b){1. インストール作業};};
事前にHPからPandoraFMSインストーラをダウンロードしておく。
ダウンロードしたインストーラを管理者権限で起動させる。
途中、Apacheのインストールでパラメータ入力をする必要がある。
>&ref(pandora_0001_00.png,left,nowrap,100%);
インストーラで利用する表示言語を選択 -> [OK]
>&ref(pandora_0002_00.png,left,nowrap,100%);
PandoraFMSのインストールを開始 -> [Next]
>&ref(pandora_0003_00.png,left,nowrap,100%);
ソフトの規約同意画面 -> [I Agree]
>&ref(pandora_0004_00.png,left,nowrap,100%);
インストールするミドルウェアの選択
今回は同梱されている物を全て利用するので全部チェック -> [Next]
>&ref(pandora_0005_00.png,left,nowrap,100%);
PandoraFMSインストール先の選択
選択したディレクトリ配下にApache、MySQL、PHPもインストールされる -> [Browse...] -> [Install]
>&ref(pandora_0006_00.png,left,nowrap,100%);
Apacheの動作に必要なランタイムが表示される
必要に応じてMicrosoftからランタイムをインストールする -> [OK]
>&ref(pandora_0007_00.png,left,nowrap,100%);
インストール完了 -> [Finish]
インストールが完了した後は、各サービスが登録・起動しているかサービスマネージャから確認を行う。
Apache、MySQL、PHP、PandoraFMS_Serverの一つでも起動していなかったら、
フォルダへのアクセス権限、待ち受けポートの衝突などを確認する
~
*zabbix-server [#g154bee7]
&size(16){&font(b){2-1. zabbix-serverのビルド};};
公式wikiの通りにソースを調理していく。
zabbix-serverを入れる時は殆どの場合でzabbix-agentdも入れる筈なので一緒に入れておく。
zabbix-agentdのみインストールする場合は[[下記>#t8492ea9]]参照。
# tar zxvf zabbix-2.2.1rc1.tar.gz
# cd zabbix-2.2.1rc1
# ./configure --prefix=/usr/local/zabbix --enable-server --enable-agent --with-mysql --with-net-snmp --with-libcurl --with-libxml2
# make
# make install
*インストール(IIS版) [#x774328c]
&size(16){&font(b){0. 前提条件};};
WebサーバをIISで構築する場合、事前に[[Apache版の内容>#rfd176db]]でセットアップを済ませておく。
その後にIISの機能追加とPHPの設定を行い、IISからPandoraFMSへの仮想ディレクトリを追加する。
ちなみに、PandoraFMSに同梱されているApacheは使わないが、
インストールしておかないと一部ページで不具合が出るのでインストールだけ行っておく。
-ミドルウェア
[PandoraFMS]: Server 6.0SP1 x86_64
[IIS]: 8.5
[PHP]: 5.4.25
[MySQL]: 5.5.37
~
&size(16){&font(b){2-2. zabbix-serverの設定};};
./configureを打つ時にzabbix-serverの設定ファイル保存先を、sysconfdirで指定しても良いのだが、
折角prefix指定をやっているのでシンボリックリンクで対処する。
# cd /etc
# ln -s /usr/local/zabbix/etc ./zabbix
# cd zabbix
# vi zabbix_server.conf
~
最低限、以下の項目を設定しておく。
&font(b){※設定例(例として、パスワードはzabbix_passにしてある)};
LogFile=/var/log/zabbix/zabbix_server.log
LogFileSize=16
DBHost=127.0.0.1
DBName=zabbix
DBUser=zabbix
DBPassword=zabbix_pass
DBSocket=/tmp/mysql.sock <- MySQLのsock設定と同じにする
DBPort=3306 <- MySQLのポート設定と同じにする
ListenIP=192.168.1.10
Include=/usr/local/zabbix/etc/zabbix_server.conf.d/
~
&size(16){&font(b){2-3. MySQLの準備};};
zabbix用のDBを作成する前にMySQLのコンフィグをチューニングする。
zabbixはInnoDB方式で書き込んでいく為、普段の設定とは少し違う項目が増える。
あと、zabbixはデータ量が凄く多いのでチューニングをしないとDB容量がすぐGB単位になる。
&font(b){※アイテム数150を毎分取得していくと、一日で20Mバイトは使う。};
詳細はオフィシャルの[[wiki>+https://www.zabbix.com/documentation/jp/1.8/manual/performance_tuning]]を見る事。
一例としてこんな感じにする。
# vi /etc/my.cnf
&size(16){&font(b){1. IISの機能追加};};
PandoraFMSに同梱されているApache同等の動きをIISで実現する為に機能追加を行う。
下記の機能追加リストは一例なので、サーバに必要な機能に応じて削除・追加も考える。
[サーバーマネージャー] -> [役割と機能追加] -> [サーバーの役割]
---
#DBファイルをテーブル毎に管理する。
innodb_file_per_table
#実メモリ容量の50%~70%程度がいいらしい。
innodb_buffer_pool_size = 1024M
#HDDの容量に応じて変化させる。32M,64M,128M程度が無難。それ以上だとあまり意味がなくなる。
innodb_log_file_size = 32M
■ Webサーバー (IIS)
├■ Webサーバー
│├■ HTTP 共通機能
││├■ HTTP エラー
││├■ ディレクトリの参照
││├■ 規定のドキュメント
││├■ HTTPエラー
││├■ 静的なコンテンツ
││├■ HTTP リダイレクト
││└□ WebDAV 発行
││
│├■ セキュリティ
││├■ 要求フィルター
││├□ IIS クライアント証明書マッピング認証
││├■ IP およびドメインの制御
││├□ SSL 証明書の集中サポート
││├■ URL 承認
││├□ Windows 認証
││├□ クライアント証明書マッピング認証
││├■ ダイジェスト認証
││└■ 基本認証
││
│├■ パフォーマンス
││├■ 静的なコンテンツの圧縮
││└□ 動的なコンテンツの圧縮
││
│├■ 状態と診断
││├■ HTTP ログ
││├□ ODBC ログ
││├□ カスタムログ
││├□ トレース
││├□ ログ ツール
││└□ 要求の監視
││
│└■ アプリケーション開発
│ ├□ .NET 拡張機能 3.5
│ ├□ .NET 拡張機能 4.5
│ ├□ Application Initialization
│ ├□ ASP
│ ├□ ASP.NET 3.5
│ ├□ ASP.NET 4.5
│ ├■ CGI
│ ├■ ISAPIフィルター
│ ├■ ISAPI拡張
│ ├■ WebSocketプロトコル
│ └■ サーバー側インクルード
│
├□ FTP サーバー
│├□ FTP サービス
│└□ FTP 拡張
│
└■ 管理ツール
├■ IIS 管理コンソール
├□ IIS 6 管理互換
│├□ IIS 6 メタベース互換
│├□ IIS 6 WMI互換
│├□ IIS 6 スクリプトツール
│└□ IIS 6 管理コンソール
│
├□ IIS 管理スクリプトおよびツール
└□ 管理サービス
~
zabbix用にMySQLのユーザとデータベースを作成する。
ユーザのパスワードは、zabbix_server.confに書いた物と同じにする。
もし、MySQLの設定でデータベースのデフォルト文字コードがUTF8になっていないのなら、
データベースを作成する時に文字コードをUTF8指定にして作成する。
# mysql -u root -p
Enter password: {rootのパスワード}
> create database zabbix default character set utf8;
> grant all on zabbix.* to zabbix identified by 'zabbix_pass';
> flush privileges;
> exit;
~
データベースを作ったら、zabbixのソースに付いているSQLテンプレートを流し込んでデフォルトデータを作る。
&font(b){※流し込む順番は以下で固定。};毎回パスワード聞かれるけど、頑張って打ち込んでいく。
# mysql -u root -p zabbix < {zabbixのソースコード}/database/mysql/schema.sql
# mysql -u root -p zabbix < {zabbixのソースコード}/database/mysql/images.sql
# mysql -u root -p zabbix < {zabbixのソースコード}/database/mysql/data.sql
~
&size(16){&font(b){2-4. 起動準備};};
zabbix-server起動スクリプトのコピーとかを行う。
※今回はfedora/CentOS用スクリプトを使用。他のディストリビューションならそれに合わせる。
# cp {zabbixのソースコード}/misc/init.d/fedora/core5/zabbix_server /etc/init.d/
# chmod 755 /etc/init.d/zabbix_server
# chkconfig --add zabbix_server
# chkconfig zabbix_server on
&size(16){&font(b){2. Apache、PHPの設定};};
インストール済みのApacheは利用しないのでサービスを停止する。
また、IISからPHPを参照出来る様に設定を追加する。
・Apacheの停止
---
[管理ツール] -> [サービス] -> [Apache2.2] -> [プロパティ] -> [スタートアップの種類:無効] -> [OK]
-----
※起動スクリプトを修正する。
ZABBIX_BIN="/usr/local/zabbix/sbin/zabbix_server"
ZABBIX_PID="/var/run/zabbix"
if [ ! -e ${ZABBIX_PID} ] ; then
mkdir ${ZABBIX_PID}
chown zabbix.zabbix ${ZABBIX_PID}
chmod 750 ${ZABBIX_PID}
fi
・php.ini編集
[C:\PandoraFMS\php\php.ini] -> PHPディレクティブの中に下記を追加
---
fastcgi.impersonate=1
fastcgi.logging=0
cgi.fix_pathinfo=1
cgi.force_redirect=0
~
&size(16){&font(b){2-5. Apacheの設定};};
zabbix用にApacheのディレクトリを作成し、extraコンフィグも書く。
説明の為、apacheのDocumentRootを"/var/apache/html"とする。
※セキュリティとかを考慮していないので、WANに公開している鯖でzabbix-serverを構築する時は注意。
# vi /usr/local/apache/conf/extra/httpd-zabbix.conf
&size(16){&font(b){3. IIS設定変更};};
・IISの仮想ディレクトリ追加
[管理ツール] -> [インターネット インフォメーション サービス マネージャ] -> [仮想ディレクトリの追加]
---
[エイリアス]: pandora_console
[物理パス] : C:\PandoraFMS\Apache\htdocs\pandora_console
//Apache2.4での書き方
Alias /zabbix/ "/var/apache/zabbix/"
<Directory "/var/apache/zabbix">
Options FollowSymLinks MultiViews ExecCGI
AllowOverride All
Require all granted
</Directory>
・PHPのPATH設定
[管理ツール] -> [インターネット インフォメーション サービス マネージャ] -> [ハンドラー マッピング] -> [モジュール マップの追加]
---
[要求パス] : *.php
[モジュール] : FastCgiModule
[実行可能ファイル]: C:\PandoraFMS\php\php-cgi.exe
[名前] : PHP-FastCGI
//Apache2.2での書き方
Alias /zabbix/ "/var/apache/zabbix/"
<Directory "/var/apache/zabbix">
Options FollowSymLinks MultiViews ExecCGI
AllowOverride All
Order Allow,Deny
Allow from all
</Directory>
・htdocsへの参照権限付与
[エクスプローラ] -> [C:\PandoraFMS\Apache]
---
[読み取りと実行]、[フォルダーの内容の一覧表示]、[読み取り] の権限を"IIS_IUSRS"に付与する
~
設定を書き換えたらzabbixのPHPを移動させ、apacheの再起動をする。
# cp {zabbixのソースコード}/frontends/php /var/apache/zabbix
# chown -R root.www /var/apache/zabbix
# chmod -R 750 /var/apache/zabbix
# find /var/apache/zabbix -type f -print | xargs chmod 640
# /etc/init.d/apache restart
*パスワード変更 [#p2dd69cb]
Windows版PandoraFMSはMySQLやログインユーザが共通デフォルトになっている為、
本番運用する前にはパスワード変更しておく方が良い。
~
&size(16){&font(b){2-6. Webインストール};};
Webブラウザを起動して、"http://[zabbix-serverのIPアドレス]/zabbix/"にアクセスをして、画面の指示に従いつつインストールを完了させる。
途中で、
・PHPのモジュールが足りない -> PHPをリビルド
・PHPの必要要件(メモリ容量等)が足りない -> /etc/php.iniを書き換え、apache再起動
・MySQLに接続出来ない -> MySQLとzabbix-serverの設定を見直す
・zabbix.conf.phpを設置出来ない -> 一時的にパーミッションを書き換えるか、手動配置
等を行う必要が出てくる。その時はその都度対応していく。
~
*zabbix-agentd [#dae6f6c6]
&size(16){&font(b){3-1. zabbix-agentdのビルド};};
ソースコードはzabbix-serverと同じ。
# tar zxvf zabbix-2.2.1rc1.tar.gz
# cd zabbix-2.2.1rc1
# ./configure --prefix=/usr/local/zabbix --enable-agent
# make
# make install
~
&size(16){&font(b){3-2. zabbix-agentdの設定};};
事前に、zabbix-serverをインストールしていて、シンボリックリンクを張ってあった場合は再度張らないでOK
# cd /etc
# ln -s /usr/local/zabbix/etc ./zabbix
# cd zabbix
# vi zabbix_agentd.conf
~
最低限、以下の項目を設定しておく。
※設定例
//IPアドレスが"192.168.1.10"のマシンを想定
LogFile=/var/log/zabbix/zabbix_agentd.log
ListenIP=192.168.1.10
Server=192.168.1.10
ServerActive=192.168.1.10
Hostname={ホストネームを英語で書く}
Include=/usr/local/zabbix/etc/zabbix_agentd.conf.d/
&size(16){&font(b){1. MySQL};};
デフォルト状態のMySQLログインパラメータは下の通り。
|ユーザ |パスワード|
|root |pandora |
|pandora|pandora |
・MySQLにcmdからコンソールログイン
> cd C:\PandoraFMS\mysql\bin
> mysql.exe -u root -p
Enter password: *******
//IPアドレスが"192.168.1.11"のマシンを想定
LogFile=/var/log/zabbix/zabbix_agentd.log
ListenIP=192.168.1.11
Server=192.168.1.10
ServerActive=192.168.1.10
Hostname={ホストネームを英語で書く。他と被らない事}
Include=/usr/local/zabbix/etc/zabbix_agentd.conf.d/
~
&size(16){&font(b){3-3. 起動準備};};
zabbix-agentd起動スクリプトのコピーを行う。
※今回はfedora/CentOS用スクリプトを使用。他のディストリビューションならそれに合わせる。
# cp {zabbixのソースコード}/misc/init.d/fedora/core5/zabbix_agentd /etc/init.d/
# chmod 755 /etc/init.d/zabbix_agentd
# chkconfig --add zabbix_agentd
# chkconfig zabbix_agentd on
・現在のパスワードハッシュを確認
mysql> select user,host,password from mysql.user;
+---------+-----------+-------------------------------------------+
| user | host | password |
+---------+-----------+-------------------------------------------+
| root | localhost | ***************************************** |
| pandora | localhost | ***************************************** |
+---------+-----------+-------------------------------------------+
-----
・パスワードの変更
mysql> set password for 'root'@'localhost' = PASSWORD('*********');
mysql> set password for 'pandora'@'localhost' = PASSWORD('******');
※起動スクリプトの中身を修正する。以下は一例。
ZABBIX_BIN="/usr/local/zabbix/sbin/zabbix_agentd"
ZABBIX_PID="/var/run/zabbix"
・パスワードのハッシュが変更されたか確認
mysql> select user,host,password from mysql.user;
+---------+-----------+-------------------------------------------+
| user | host | password |
+---------+-----------+-------------------------------------------+
| root | localhost | ***************************************** |
| pandora | localhost | ***************************************** |
+---------+-----------+-------------------------------------------+
if [ ! -e ${ZABBIX_PID} ] ; then
mkdir ${ZABBIX_PID}
chown zabbix.zabbix ${ZABBIX_PID}
chmod 750 ${ZABBIX_PID}
fi
~
*インストール後のチューニング [#t133dfa1]
後は、zabbix-server,zabbix-agentdの再起動テストや、
マシンごとリブートした時に正常稼働するかのチェックを行っていく。
負荷が結構高いので、いらないテンプレートは無効にした方が良い
~
&size(16){&font(b){4-1. ログローテート};};
zabbix用のログローテートを行わないと、ログが肥大化していくので注意。
# vi /etc/logrotate.d/zabbix
/var/log/zabbix/*.log {
missingok
notifempty
sharedscripts
create 0664 zabbix zabbix
}
※OSごと再起動させて確認をする。
# reboot
~
&size(16){&font(b){4-2. zabbixのグラフ文字化け対策};};
インストール直後だとグラフ表示用のフォントが入っていないので、
OSにインストール済みのフォントへリンクして読み込む様にする。
フォントに2バイト文字データが入っていればグラフで2バイト文字の表示をするがPゴシックが無難。
# cd /var/apache/zabbix/fonts
# ln -s /usr/share/fonts/ipa-pgothic/ipagp.ttf ./ipagp.ttf
# vi ../include/defines.inc.php
・PandoraFMS設定ファイルの書き換え
[notepad.exe] -> [C:\PandoraFMS\Apache\htdocs\pandora\include\config.php]
---
#以下の項目に書き換える
define('ZBX_GRAPH_FONT_NAME', 'ipagp'); //font file name
...
define('ZBX_FONT_NAME', 'ipagp');
~
&size(16){&font(b){4-3. zabbixのグラフ標準表示時間の設定};};
標準だと、zabbixのグラフは最大2年間・最小とデフォルトが1時間を表示する設定になっている。
この状態だと都合によっては見づらくなるので、PHPを書き換えて表示時間の調整を行う。
設定する単位は秒になる(1時間=3600・1日=86400)。
# vi /var/apache/zabbix/include/defines.inc.php
---
#最小時間
define('ZBX_MIN_PERIOD', 3600); // 1 hour
#最大表示時間
define('ZBX_MAX_PERIOD', 63072000); // the maximum period for the time bar control, ~2 years (2 * 365 * 86400)
#デフォルトの表示時間
define('ZBX_PERIOD_DEFAULT', 3600); // 1 hour
~
&size(16){&font(b){4-4. DB領域の圧縮};};
監視する端末が増えると、zabbixがMySQLに書き込むデータ量も増えていき、
結果としてディスクI/O不足による高負荷状態になる事がある。
I/O待ちを防ぐには、テーブルを圧縮しディスクI/O負荷をCPU負荷に転換すれば対処出来る。
・MySQLの準備
※innodbの値は環境に合わせて変更する
$config["dbpass"]="設定したパスワード";
# mysqldump -u root -p -x --all-databases > mysql_dump.sql
# /etc/init.d/mysql stop
# rm ${MySQL_datadir}/ib_logfile* ${MySQL_datadir}/ibdata*
# vi /etc/my.cnf
・PandoraServer設定ファイルの書き換え
[notepad.exe] -> [C:\PandoraFMS\Pandora_Server\pandora_server.conf]
---
innodb_file_format = Barracuda
innodb_buffer_pool_size = 2048M
innodb_log_files_in_group = 2
innodb_log_file_size = 64M
innodb_log_buffer_size = 64M
---
# /etc/init.d/mysql start
dbpass "設定したパスワード";
・テーブル形式の確認
$ mysql -u root -p
mysql> use information_schema;
mysql> select table_name, engine from tables where table_schema = "zabbix";
+-----------------------+--------+
| table_name | engine |
+-----------------------+--------+
| acknowledges | InnoDB |
| actions | InnoDB |
| alerts | InnoDB |
| | |
| ... | ... |
| | |
| users_groups | InnoDB |
| usrgrp | InnoDB |
| valuemaps | InnoDB |
+-----------------------+--------+
・テーブル圧縮(InnoDBの場合)
mysql> use zabbix;
mysql> alter table acknowledges ROW_FORMAT=COMPRESSED KEY_BLOCK_SIZE=8;
mysql> alter table actions ROW_FORMAT=COMPRESSED KEY_BLOCK_SIZE=8;
mysql> alter table alerts ROW_FORMAT=COMPRESSED KEY_BLOCK_SIZE=8;
mysql> ...
mysql> alter table users_groups ROW_FORMAT=COMPRESSED KEY_BLOCK_SIZE=8;
mysql> alter table usrgrp ROW_FORMAT=COMPRESSED KEY_BLOCK_SIZE=8;
mysql> alter table valuemaps ROW_FORMAT=COMPRESSED KEY_BLOCK_SIZE=8;
mysql> alter table acknowledges engine InnoDB;
mysql> alter table actions engine InnoDB;
mysql> alter table alerts engine InnoDB;
mysql> ...
mysql> alter table users_groups engine InnoDB;
mysql> alter table usrgrp engine InnoDB;
mysql> alter table valuemaps engine InnoDB;
・テーブル圧縮(MyISAMの場合)
mysql> use zabbix;
mysql> alter table acknowledges engine MyISAM;
mysql> alter table actions engine MyISAM;
mysql> alter table alerts engine MyISAM;
mysql> ...
mysql> alter table users_groups engine MyISAM;
mysql> alter table usrgrp engine MyISAM;
mysql> alter table valuemaps engine MyISAM;
~
&size(16){&font(b){4-5. windowsのトラフィック計測};};
-[[参考情報:ネットワークトラフィックの値が取れません。>+http://www.zabbix.jp/node/1018]]
windows機のNWトラフィックを計測するには、zabbixエージェントとperf_counter()を併用すれば取得出来る。
しかし、NICを2つ積んでいる場合等により、NIC名に"#"が含まれている場合、
通常の名前指定では取得出来ない為、トラフィック取得先の指定に工夫が必要になる。
・windows機のNIC名を取得
cmd> typeperf -qx
-> '#'が'_'になったり、'()'が'[]'になったりして出力される
-----
・zabbixテンプレート
タイプ:Zabbixエージェント
キー:perf_counter[\Network Interface({$ETH_NIC})\Bytes Received/sec]
-> "${ETH_NIC}"やホストマクロにNIC名を入れる
・例
Windows:[ネットワークとインターネット] -> [ネットワーク接続] -> [イーサネットのプロパティ]
->"Microsoft Hyper-V ネットワーク アダプター #2"
zabbix :[設定] -> [テンプレート] -> [アイテム] -> [作成したトラフィック計測アイテム]
->"perf_counter[\Network Interface({$ETH_NIC})\Bytes Received/sec]"
:[設定] -> [ホスト] -> [トラフィック計測するホスト] -> [マクロ]
->"Microsoft Hyper-V ネットワーク アダプター _2"