*dmcs [#sfb9b4cb] Linuxでの.NET実行環境である[[Mono>Linux/Source/Mono]]のコマンド。 .NETのソースコード(.csファイル)をコンパイルし実行ファイルを生成する。 ~ *実行コマンド [#ud1ddf89] &size(16){&font(b){1. $ mono hoge.exe};}; .NET実行ファイルをLinux上にて実行する。 Windowsで生成した実行ファイルを、Linux上で実行する事も可能。 ※ただし、WindowsのkernelDLLを使用していないプログラムのみ。 ~ &size(16){&font(b){2. $ mcs hoge.cs};}; .NET(C# 1.1)のコンパイルコマンドはこれを使う。 ~ &size(16){&font(b){3. $ gmcs hoge.cs};}; .NET(C# 2.0)のコンパイルコマンドはこれを使う。 mcsコマンドに2.0用のオプションを付けたものと同じ動作。 ~ &size(16){&font(b){4. $ dmcs hoge.cs};}; .NET(C# 4.0)のコンパイルコマンドはこれを使う。 &font(b){dmcsコマンドは下位互換があるので、とりあえずこれを使っておけば1.1~4.5までコンパイル可能}; mcsコマンドに4.0用のオプションを付けたものと、“ほぼ”同じ動作。 ~ *オプション [#n985b935] &size(16){&font(b){I. -target:};}; コンパイル方法を指定する。クラスライブラリから動的ライブラリ(.dll)を生成する際とかに使用する。 DLL生成例 $ dmcs -target:library bar.cs 上のコマンドを略して書くと $ dmcs -t:library bar.cs ~ &size(16){&font(b){II. -reference:};}; コンパイル時に使用する動的ライブラリを指定する。 使用例 $ dmcs -reference:bar.dll hoge.cs 上のコマンドを略して書くと $ dmcs -r:bar.dll hoge.cs ~ &size(16){&font(b){III. -out:};}; 生成するファイル(.exeや.dll)のファイル名を指定する。 使い方 $ dmcs -out:main.exe hoge.cs $ ls hoge.cs main.exe 複合して使うとこんな感じ $ dmcs -out:main.exe -r:bar.dll hoge.cs