*OpenSSL [#z076256b] [[OpenSSL Binaries:+https://wiki.openssl.org/index.php/Binaries]] SSLライブラリとして利用される事の多いOpenSSLもWindows環境で使う事が出来る。 以前は、オフィシャルでWindows用バイナリを配布していたのだが、現在は配布していない。 その為、Windows環境でOpenSSLを使うには、 有志の方がビルドしたバイナリを利用するか、自分でビルドする必要がある。 ~ *インストール [#iafcbcb1] &size(16){&font(b){0. 前提条件};}; 今回は[[Shining Light Productions:+http://slproweb.com/products/Win32OpenSSL.html]]で配布しているバイナリを利用する。 バイナリは32bitと64bitで別れているので、OSのビット数に合わせてダウンロードしておく。 今回の説明は下記環境でテストを行った。 -構築環境 ※インストール先は "C:\OpenSSL" を利用 --- [OS]: WindowsServer2012R2 x86_64 [OpenSSL]: 1.0.2g (64-bit) ~ &size(16){&font(b){1. インストール作業};}; ダウンロードしたバイナリをダブルクリックすると、インストールウィザードが開始される。 基本は画面に従って[Yes/Next]を押していけば良いが、 インストール先ディレクトリを変更する場合は、ウィザードの入力に気をつける。 >&ref(openssl_0001_00.png,left,nowrap,100%); インストール開始 -> [Next] >&ref(openssl_0002_00.png,left,nowrap,100%); OpenSSLのライセンス確認 -> [I accept the agreement] -> [Next] >&ref(openssl_0003_00.png,left,nowrap,100%); インストール先の指定 -> [C:\OpenSSL] -> [Next] >&ref(openssl_0004_00.png,left,nowrap,100%); スタートメニューの作成 -> [OpenSSL] -> [Next] >&ref(openssl_0005_00.png,left,nowrap,100%); |○|The Windows system directory |Windowsのシステムディレクトリにインストール | |●|The OpenSSL binaries directory|OpenSSLインストール配下のbinディレクトリにインストール| OpenSSLコマンドのインストール先を指定 -> [Next] >&ref(openssl_0006_00.png,left,nowrap,100%); ドネート確認 -> [Next] ドネート確認してインストール完了 -> [Finish] ~ &size(16){&font(b){2. プログラムの起動};}; インストールした後は必要に応じて、コマンドプロンプトにPATHを追加する。 とりあえず起動確認をする場合は、インストール先のopensslコマンドを直接叩く >cd C:\OpenSSL\bin >openssl version