*dmcs [#h94cf781]
Linuxでの.NET実行環境である[[Mono>Linux/Source/Mono]]のコマンド。
.NETのソースコード(.csファイル)をコンパイルし実行ファイルを生成する。
~
*実行コマンド [#oe567c13]
&size(16){&font(b){1. $ mono hoge.exe};};
.NET実行ファイルをLinux上にて実行する。
Windowsで生成した実行ファイルを、Linux上で実行する事も可能。
※ただし、WindowsのkernelDLLを使用していないプログラムのみ。
~
&size(16){&font(b){2. $ mcs hoge.cs};};
.NET(C# 1.1)のコンパイルコマンドはこれを使う。
~
&size(16){&font(b){3. $ gmcs hoge.cs};};
.NET(C# 2.0)のコンパイルコマンドはこれを使う。
mcsコマンドに2.0用のオプションを付けたものと同じ動作。
~
&size(16){&font(b){4. $ dmcs hoge.cs};};
.NET(C# 4.0)のコンパイルコマンドはこれを使う。
&font(b){dmcsコマンドは下位互換があるので、とりあえずこれを使っておけば1.1~4.5までコンパイル可能};
mcsコマンドに4.0用のオプションを付けたものと、“ほぼ”同じ動作。
~
*オプション [#jc9289e7]
&size(16){&font(b){I. -target:};};
コンパイル方法を指定する。クラスライブラリから動的ライブラリ(.dll)を生成する際とかに使用する。
 DLL生成例
 $ dmcs -target:library bar.cs
 
 上のコマンドを略して書くと
 $ dmcs -t:library bar.cs
~
&size(16){&font(b){II. -reference:};};
コンパイル時に使用する動的ライブラリを指定する。
 使用例
 $ dmcs -reference:bar.dll hoge.cs
 
 上のコマンドを略して書くと
 $ dmcs -r:bar.dll hoge.cs
~
&size(16){&font(b){III. -out:};};
生成するファイル(.exeや.dll)のファイル名を指定する。
 使い方
 $ dmcs -out:main.exe hoge.cs
 $ ls
 hoge.cs main.exe
 
 複合して使うとこんな感じ
 $ dmcs -out:main.exe -r:bar.dll hoge.cs