2024年07月20日(土) - 10:18 | カテゴリ:
雑談
例年よりも短い梅雨が明けた関東某所-
自宅サーバを運用している人が悩みの種となる、気温的に暑い真夏の時期がやって来た。
サーバ自体は冷房の効いている部屋で動いているが、
ONUなど場所を変更できない物はどうしても冷房の無い所で動かすしかない場合がある。
筆者も同様で、ONUと複数のファイアウォールは冷房を入れていない部屋に置いているので、
どうしても日中の暑さで機器も熱くなってしまう。
ほこりを払ったりして周囲のエアフローを確保する事でなんとかしている。
今年は例年以上に暑くなりそうなので、
一度ネットワークを落として綺麗にする機会を設けた方が良いかもしれない。
2024年07月12日(金) - 23:30 | カテゴリ:
雑談
試してみたかった事として自宅コアルータのNetFlowモニタリングがあった。
この度、パケット傾向を見る必要が出てきたため重い腰を上げてテストをする事に。
コレが中々のじゃじゃ馬で解析しようにも受信側が上手く動いてくれず、
色んなツールを手あたり次第試しつつテストしている状況。
その中でもElastiFlowは結構良さそうだったのだが、
パブリックな開発が停止してしまったのか更新が滞っている様だった。
他にも候補ツールはあるので色々と試しながら導入候補を探しているが、
解析環境はマシンスペックも必要になるので環境にも限界が生じる。
様々な面で確認が必要で大変な夏になりそうだった。
2024年06月30日(日) - 00:00 | カテゴリ:
Network
筆者の管理する自宅ラボでもVyOSを多用しており、LTSソースコードをビルドして利用している。
久々にオートアップグレードの検証をすべく最新のLTSでビルドした所、
インストールイメージをmakeする処理でHTTP 403エラーが表示されてしまいビルドが停止した…
Reading package lists...
E: Failed to fetch http://dev.packages.vyos.net/repositories/equuleus/dists/equuleus/InRelease
403 Forbidden [IP: 104.X.X.X 443]
E: The repository 'http://dev.packages.vyos.net/repositories/equuleus equuleus InRelease'
is not signed.
P: Begin unmounting filesystems...
P: Saving caches...
Reading package lists...
Building dependency tree...
make: *** [Makefile:32: iso] Error 1
|
ビルドをdocker上で実行していたため環境固有の問題と考え修正を図ったが動かず、
仮想環境にDebianをインストールしてネイティブビルドも試したが同じエラーが出力された。
GitHubのReleases Tagsで公開されているソースを利用してもダメだった (´;ω;`)
こんな時こそフォーラムに何か書かれている事が多いので翻訳片手に漁った所、
LTS Releaseへのアクセスを遮断したと投稿があった。
背景を読むと第三者がビルドした物をVyOS公式の物として公開した輩がおり、
警告をし続けていたけれど改善されなかったためソースコード自体へのアクセスを遮断した模様。
だが、推測ではあるが実際はコミュニティに貢献せず金銭利益を得ている者を締め出す口実ではと思う。
OSSはコミュニティ貢献と運営で成り立つので、貢献しない人を避けたいのは理解も出来るが、
締め出しまではやり過ぎな気がする。
とは言っても開発者としての言い分も納得出来るのと、
コミュニティ衰退や資金難による開発中止を避けたいのも頷けるので中々難しい話と感じた。
結構お世話になっているので、少額寄付する代わりにLTSが使える様になるなら払いたい位だが…
………
そうなると、正規の方法でLTS Releaseを取得する必要が出てくるのだが、
コントリビューターとして活動をすればLTS Releaseにアクセス出来る様になるらしい。
ガチのプログラムを書くのは出来ないが、スクリプト修正やドキュメント修正なら少し出来るので、
そっち方面でコミュニティ貢献するのもアリかと思った。
他には、自宅ラボでVyOSを常用しつつOSPF・BGPなどのルーティングも回しているので、
そのテスト結果を使った実用テスト面で貢献するのも良いかもしれない。
VyOS LTS Releaseにアクセスする術が完全に断たれた訳では無いのと、
コミュニティ貢献次第ではアクセス出来る可能性もあるのが救いがあるとも言える。
OSSコミュニティ運営も難しさと、今後の自宅ラボ方針も考え直す必要が出てきた出来事だった。
« 続きを隠す