前提条件

  • ※CentOS 6.0での構築を前提に解説を行います。

Linux上にてPT2が動作する様にしておいてください。
ググればすぐに出てくるので、recpt1コマンドを使用して録画ができる様に構築をして下さい。

必須環境のインストール

recchal-serverの動作には以下のコマンドが必要になります。

一番楽な方法はパッケージ管理システムを使用する方法です。

# yum install mono-* screen

CentOS以外の人は上記以外のパッケージ管理でインストールするか、
makeするなりして各自インストールしておいて下さい。

recchal-serverの構成

recchal-serverは本体プログラムと、その他補助スクリプトによって構成されています。
解凍後のディレクトリ内には様々なファイルが存在しますが、以下にて指定する以外のファイルについては解凍時の状態でお願いします。
サーバの動作自体はrecchal-server本体をコンパイル(mono使用)で大丈夫ですが、
補助スクリプトもインストールする事を推奨します。
※各種設定/スクリプトファイルは内容を編集する必要があります。詳細は下記ファイル名のリンク先を確認して下さい。

  • config.ini
    recchal-server本体の設定ファイルです。待ち受けポート番号やIPアドレスの設定等はこのファイルを編集してください。
  • cron/recchal.cron
    何らかの理由によりUDPストリーミングが停止されなかった場合に、スクリプト内の指定時間経過したストリーミングを自動的に停止させます。
  • init.d/recchal
    recchal-serverの起動スクリプト(init)です。実行ファイル/ログ保存先等を指定する必要があります。
  • log/recchal_server.shell.log
    recchal-serverを起動した場合やcronによってストリーミングを自動停止した場合に、スクリプト経由でログが書き込まれます。
  • recchal_server.cs
    recchal-serverの本体プログラムのソースです。コレをコンパイルする事でバイナリデータが作成されます。
  • recchal_server.log
    recchal-serverがrecchal-clientから受信したパケットの内容を記録します。

本体のコンパイルとインストール

# mkdir ~/recchal
# cd ~/recchal
# wget "http://[recchal-serverのtar.gzファイル]"
# tar zxvf recchal-server_v*.*.*.tar.gz
# chown -R root.root recchal-server_v*.*.*
# chmod -R 755 recchal-server_v*.*.*
# mv recchal-server_v*.*.* /usr/local/recchal
# cd /usr/local/recchal
# gmcs recchal_server.cs


cron用スクリプトの設置

# mv cron/recchal.cron /etc/cron.hourly/
# /etc/init.d/crond restart


init用スクリプトの設置

# mv init.d/recchal /etc/rc.d/init.d/recchal
# chkconfig --add recchal
# chkconfig recchal on