reCAPTCHA ClassicからCloudflare Turnstileへ移行した
自宅サーバのコメント欄やメールスパム対策でreCAPTCHAを利用している筆者。
reCAPTCHAがGoogleに買収され有料ライセンスになると騒ぎになったのは久しいが、
そもそも、reCAPTCHAを利用しているページの表示数が少ないので放置していた。
時は過ぎ―――
筆者も長期休暇に入り、夏休みの自由研究と称して自鯖のメンテをやろうと考えていた。
reCAPTCHAの移行先として真っ先に上がるのがTurnstileなのと、
DNSでCloudflareは利用しており管理アカウントも所有していた。
さらに言うと、技術的にもTurnstileは気になっていたので、
夏の自由研究がてら自鯖のreCAPTCHAを廃止してTurnstileへ移行してみた。
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ブログのコメント欄とメール送信フォームをTurnstileへ移行完了済。
チェックを入れない状態でクリックしたらデータを送信できない事と、
チェックを入れたらコメント投稿やメール送信ができる事の二つと細かい挙動を確認した。
Turnstileへの移行はプラグインを使いつつブログのCSSも弄って配置を修正して対処。
移行直後は人間がクリックしても人間にならないなど変になったものの、
CSSを弄って配置をチューニングすることで最終的に安定させる事が出来た。
Turnstileを利用するには様々な手法があるが、今回は以下のWebサイトを参考にしてみた。
- Value Note > Cloudflare Turnstileの効果と導入のコツを徹底解説
- ナポリタン寿司のPC日記 > 問い合わせのスパム対策にCloudflare Turnstile導入!
………
Turnstile特有の機能としてレポートを簡単に集計・表示できる点がある。
作り込めばreCAPTCHAでもレポートを実装できるらしいが、
Googleに買収された時点で今後が先行き不透明なので筆者は諦めていた。
それが、Turnstileなら初期状態で自動集計をしてくれるので太っ腹と思う。
Turnstileへ切り替えてから約1日放置したステータスが以下の通り。
BOTと思われるが海外からのアクセスもそれなりに確認ができた。
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この記事を書いている最中にもレポート上ではクセス数が増加しており、
普段からアクセスがある事をTurnstileでも確認できた副次効果もあった。
Turnstileに関係ない所だとCSSを弄ったついでに、
左上に存在したTwitterタイムライン表示のウィジェットを消してリンクに差し変えたり、
他にも気づかないレベルで細かいチューニングをしつつ、最終的にTurnstileへ最適化してみた。
コレで暫く様子見して、ネタになりそうなら逐次ツイートしてみようと思う。
また、今回は夏コミ前に実施したという事もありコミケ当日ネタにも出せるかもなので、
当日にサークルで話す機会があれば出せればと思う。