2014年02月02日(日) - 14:39 | カテゴリ:
自作PC
先日、秋葉原をうろちょろしていたら、
段ボールに縦入れされて売られているLGA775マザーボードを発見。
SolarisやらBSD実験用として、LGA775ソケットでMicroATXのマザーボードが欲しかった事もあり、
ジャンクではあるが買ってきてしまった。

ジャンク屋で1000円なり。CPUクーラーの形状からして1U/2Uサーバとかの保守部品…?
…もう2つ位買っておけば良かった(´・ω・`)
物としてはSupermicroのX7SBL-LN2というママン。調べてみたらLGA775全盛期には2万円位の物だったらしい。
オフィシャルのスペック表を見ると、Xeon3000はもちろん、Core2Quadも乗る。
さらに、2つあるGigabitEthernetはPCI-E直結で、両方ともIntelチップというステキ仕様。
このあたりサーバ用マザーっぽい感じが出ている。
今の時代、LGA775マザーを買う人はあまりいないだろうが、
自宅にはPenDC,E4600,Q6600,Q8400あたりが眠っている筈なので、
肥やしを使って開花させるのにも今回のマザーは丁度よかった(`・ω・´)
SolarisとかBSDだとドライバ関係で最新のIntel/AMDマザーボードを完全に使えないという事が稀にある。
なので、検証機としてならLGA775あたりが丁度良い当たり目になる。値段もこなれてきているし。

Intel3200+ICH9Rチップセット。NH82801IRなのでAHCIとRAIDをサポートする。
確かP35あたりのチップセット時代だから、LGA775としては安定してきている頃のI/Oかと。

拡張スロット。PCI-Eが二つとPICが1つ。
いつも思うのだが、サーバ用マザーボードについてる逆向き拡張ポートは何に使うんだろう…
LGA775世代を思われる、フロッピー用きしめんポートも装備。
あと、面白いのがWOL用のジャンパピンがついている。多分これでOn/Offの対応切り替えをするのだろう。

このあたりは普通のマザーボードと一緒。
唯一違うのは絶滅危惧種のSerialPortがバックパネルについているのと、USBポートが2つしかない点。

このマザーボードの特徴とも言えるのが、このソケット位置。
通常、メモリスロットがある箇所にCPUソケットを持ってきて、
メモリスロットを通常のMCH箇所に水平に持ってくる事で、
フロントからの吸気が直接CPUに届くように設計されている。
こうする事で、CPUを効率的に冷却する事が出来る。
が、メモリスロットがMCHの箇所になるので、メモリ冷却が弱くなりがちになってしまう。
よってトップフロー系のCPUクーラーを使う必要がでてくるかもしれない。

裏面はチップコンデンサが乗っている程度。
LGA1150世代とかだと裏面にタンタルコンデンサが乗っかっていたりするのだが、
X7SBL-LN2はシンプルだった。
予備の電源が無かったので起動テストをしていないのだが、
妊娠コンデンサとかも無く状態がかなり良いので起動はするかと。
Supermicro製マザーボードはサーバ用とか産業機械用という印象がかなり強いのだが、
X7SBL-LN2は一般マザーボードに似たり寄ったりな仕様なので使いこなすのも簡単そう。
標準で6ポート搭載されているSATAを使って、ファイルサーバとしても良いし、
何よりSupermicro製というのが良かった。
ジャンクなので、動作するかは未知数ですが(´・ω:;.:…
« 続きを隠す
2014年01月26日(日) - 19:04 | カテゴリ:
Network
一度に書くのが面倒くさかったので分割記事
・AlliedTelesisのギガビットルータAR570Sを買ってみた
暫くの間放置していたのだが、骨董品にするのは勿体ないのでドライバー片手に頑張ってみた。
購入当時放置した理由としては、CPUファンと排熱ファンがうるさすぎて自宅では使えなかったから。
という事で、メーカー無保証のファン交換をしてみた。
結果、内部温度上昇と引き替えに鯖よりは静かな高性能ルータが出来上がりました(`・ω・´)

そもそも、一般家庭で使う物ではないという突っ込みは無しで(´・ω・`)
分解方法とかは前回の記事に書かれているので省略。

今回は排熱ファンの交換方法を。
『静音化? ファン取っ替えるだけでしょ』と思っていたが、そう簡単には問屋が(ry
というのも排熱ファンなのだがファンのねじ穴口径が標準でなかったりして、
普通のファンが使えない為搭載出来る物を探すのが大変だった。

左:普通の40x40x20mmのファン
右:AR570S標準の40x40x15mmのファン
上の写真を見るとわかるが、AR570Sのファンの方がねじ穴口径が少し小さくなっているという(´・ω・`)
ねじ切りではなく、適当なビス留めをするのなら口径は気にしなくてもOKなのだが、
折角なら標準ファンで使用されているネジをそのまま使いたいなと。
そうすれば、ルータの外側にネジの出っ張りがなくなるし、
本体内で基盤とネジの長さ干渉を気にしなくても済むので。
そんなこんなで買ってきたのが、ainexの超静音ファン

秋葉原でパーツショップを適当に回ってみたら、
ainexのOMEGA TYPHOONシリーズを見つけたので買ってきた。
このシリーズはファンを止める穴の口径が小さいので今回みたいな用途にピッタリかと。

左:OMEGA TYPHOON
右:AR570S標準ファン
が、ここで一つ問題が発生。
上記の通り、AR570Sのファンは40x40x15mmなのだが、
今回買ってきたのは40x40x10mmのファンだったりする。
…てか、15mm厚のファンなんて普通ね~よ(´;ω;`)
なので、標準搭載のネジでファンを留めると写真みたいにネジ山が出っ張る事になる。


この厚さ5mmが結構重要らしく排熱量がかなり下がる。
静音ファンを使っているのだから排熱量が下がるのは当たり前なのだが、
内部温度で2度程度上昇した。
これをどう捉えるかは人それぞれだろうが、
自分の場合メインLANとラボ環境の所に使用するので
それ程負荷はかからない(=内部温度が上昇しない)だろうと判断してこのまま搭載した。
で、これだけでもかなり静かになるのだが、
一番うるさいCPUクーラーがまだ残っていたり。
CPUクーラーの方は40x40x10mmファンですら無いのでさらに大変だった。
~ お ま け ~
諸悪の根源である標準ファン

この図体で6000rpmも出るんだから、そりゃうるさいわけだ
« 続きを隠す
2014年01月26日(日) - 13:17 | カテゴリ:
Network
今まで:"http://nowsky.dip.jp/"
今日から:"https://www.ns-lab.org/"
↑を見る事でわかる人はわかるだろうが、
今までは無料DDNSだったのを、ちゃんとした固定IP用独自ドメインを取得しました。
…が、内部的にはまだDDNSで動いていたり
www鯖のアクセスログを見ていると旧ドメインをお気に入りに登録して、
直接アクセスして来てくれる方が稀にいるので、半年位は両ドメインでの運営になりそう。
が、整合性を保つ為に旧ドメインから飛んで来た方は、新ドメインの方へリダイレクトする形で運営します。
………
何故に、最初から固定IP独自ドメインを取得しなかったのかと言うと、
当初はここまで長続きすると思っていなかったので、
ロハである無料DDNSを使っていた。
が、なんだかんだで4年位やっちょるし今回プロバイダを変更する事になったので、
その次いでに固定IP取得+今後使える独自ドメインも取得という流れに。
で、なぜキリの悪い1月後半にプロバイダ変更かと言うと、
BIGL○BEから、OP25Bリレーホスト鯖の提供が終わるという通知を受けたから。
鯖監視用で内部から外部のメールへと転送していたのだが、
これが使えなくなるのだと色々面倒くさい事になる(´・ω・`)
BIGL○BEでも固定IPを取得すればリレー無く内部からメール送信とか出来るのだが、
固定IP一つ取得するだけで初期費用8400円・月額約3500円という、
値段が法人向けレベルで糞高いので選択肢から除外という結果。
BIGL○BEはバックボーンがかなり太いので、転送速度とかはピカイチなのだが、
この仕様だと自鯖運営は今後厳しいという事で他に乗り換える決断をしました。
一応、次のプロバイダの目星は付けていますので2月中頃に切り替えようかと。
……こうやって、何年も使っているユーザは離れていくんだろうな~ (´・ω:;.:…
似た話だと、携帯電話を10年使い続けるよりも2年で乗り換える人の方が利得高いとか巫山戯ているとしか。
もっと、既存ユーザを大事にして欲しいと思った昼下がりでした。