2025年08月30日(土) - 23:05 | カテゴリ:
PC
従来からGoogle Search Consoleはアナリティクスと連携して利用しているものの、
Bing Webmaster Toolsは使っていなかった。
筆者はEdgeはFirefoxをダウンロードするためだけに使い、
Bingは開きすらしない人種なので重要視していなかったのも理由の一つだったりする。
そんな中、ひょんな事で筆者もBingのSEO対策を勉強する必要が出てきたのと、
実際に食わず嫌いもダメなのでまずは味見をして和解に向けて動いてみることにした。
Webサイト全体を俯瞰できるサイトエクスプローラが搭載されており、
ページ毎のクリック率やインデックス登録状態を見る事もできる。

Google Search Consoleとアナリティクスの組み合わせはギーク寄りで細かい分析が出来る反面、
使いこなすのが大変と言える。
従来から使っていても難しいと感じているのと、
SEO対策で飯を食べている人からも同様のボヤキが聞こえるので、やっぱり難しいんだと思う。
その上でBing Webmaster Toolsを使って見たところ弄る機能はまとめて配置されており、
初めてSEO対策に取り組む人には良いツールと感じた。
逆に言うと細かいカスタマイズを求めている人には向かないツールとも言える。
………
解析画面はこんな感じになっており、クリック数とインプレッションが分かれて表示されている。
完全なレポートを表示するとクリック率(CTR)も表示出来るので、
インプレ稼ぎをしている管理者は完全レポートをメインで使った方が良さそうに感じた。

解析ツールでも重要になるサイトマップ画面は次の通り。
Search Consoleと同じ様な画面構成になっており、
サイトマップのURLを登録するとクローラーに個別の巡回指示を出す事も出来る。
実際の頻度はサイトマップの設定とBingクローラーの相性によって決まるが、
概ね5日周期でクローリングしているっぽかった。

Robotsテスターも搭載されており、コレが結構使える機能だと感じた。
他のサイトでもRobotsをテストする物はあるが、
Webmaster ToolsはBing公式ツールなので信頼度はコッチの方が勝ると言える。
ワイルドカードや記号も評価してくれたので複雑なルールを書いている場合には重宝するはず。
実際に、筆者もコレの機能を知ってからRobots最適化には採用する事にした。

………
Bingは使わないのでWebmaster Toolsの効果は不明だが、
導入してからWebサイトの最適化と可視化が詳細にできる様になったのは良かった。
同時進行で、Microsoft Clarityの導入テストも進めているので、
次回はClarityとアナリティクスの比較をしてみようと思う。
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2025年08月24日(日) - 18:08 | カテゴリ:
Linux
このブログを含めて色々とサイトを運用しており、SEO対策も施したりしている。
筆者がSEO対策をするなら、Google Search Console(サチコ)に特化した対応をしているが、
色々な事情から別の検索エンジンとして君臨している、
Bing Webmaster Toolsにも対応強化する必要が出てきて勉強する事になった。
そんな事からも自サイトを対応させる所から強化をしており、
sitemap.xmlの最適化とIndexNow登録にも動的に対応させる事にした。
sitemap.xmlはGoogleでも必要なので設置してあるものの、テコ入れしてないので見直ししたのと、
IndexNowは真面目に対応した事が無かったので、登録方法と情報伝搬の両方の側面からテスト中。
IndexNowは大本のIndexNow.orgに登録するだけでは動かないケースがあるっぽく、
Webmaster Toolsの内容も見ながら弄る事にした。
特に、IndexNowは既存のプラグインでは要件を満たさなかったため、
自作でプログラムとスクリプトを書く事に。
一気に作成したのでコードを公開するか不明だが、何かしら成果が出たら検証結果は公開しようと思う。
2025年08月14日(木) - 17:56 | カテゴリ:
Linux
自宅サーバのコメント欄やメールスパム対策でreCAPTCHAを利用している筆者。
reCAPTCHAがGoogleに買収され有料ライセンスになると騒ぎになったのは久しいが、
そもそも、reCAPTCHAを利用しているページの表示数が少ないので放置していた。
時は過ぎ―――
筆者も長期休暇に入り、夏休みの自由研究と称して自鯖のメンテをやろうと考えていた。
reCAPTCHAの移行先として真っ先に上がるのがTurnstileなのと、
DNSでCloudflareは利用しており管理アカウントも所有していた。
さらに言うと、技術的にもTurnstileは気になっていたので、
夏の自由研究がてら自鯖のreCAPTCHAを廃止してTurnstileへ移行してみた。
ブログのコメント欄とメール送信フォームをTurnstileへ移行完了済。
チェックを入れない状態でクリックしたらデータを送信できない事と、
チェックを入れたらコメント投稿やメール送信ができる事の二つと細かい挙動を確認した。
Turnstileへの移行はプラグインを使いつつブログのCSSも弄って配置を修正して対処。
移行直後は人間がクリックしても人間にならないなど変になったものの、
CSSを弄って配置をチューニングすることで最終的に安定させる事が出来た。
Turnstileを利用するには様々な手法があるが、今回は以下のWebサイトを参考にしてみた。
………
Turnstile特有の機能としてレポートを簡単に集計・表示できる点がある。
作り込めばreCAPTCHAでもレポートを実装できるらしいが、
Googleに買収された時点で今後が先行き不透明なので筆者は諦めていた。
それが、Turnstileなら初期状態で自動集計をしてくれるので太っ腹と思う。
Turnstileへ切り替えてから約1日放置したステータスが以下の通り。
BOTと思われるが海外からのアクセスもそれなりに確認ができた。
この記事を書いている最中にもレポート上ではクセス数が増加しており、
普段からアクセスがある事をTurnstileでも確認できた副次効果もあった。
Turnstileに関係ない所だとCSSを弄ったついでに、
左上に存在したTwitterタイムライン表示のウィジェットを消してリンクに差し変えたり、
他にも気づかないレベルで細かいチューニングをしつつ、最終的にTurnstileへ最適化してみた。
コレで暫く様子見して、ネタになりそうなら逐次ツイートしてみようと思う。
また、今回は夏コミ前に実施したという事もありコミケ当日ネタにも出せるかもなので、
当日にサークルで話す機会があれば出せればと思う。
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