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Proxmox上に構築したVyOSと、物理ルータのEdgeRouterで非対称ルーティングを組んだ所、
pingは通るのにTCP通信(SSH)が通信出来ない不思議な現象が起きたのでその備忘録。
“ns-lab BB”のバックボーンは拠点間をVyOS系のルータでVPN接続しつつ、
プライベートASとBGPを使ってトラフィック交換している。
今回の舞台となるNWトポロジーは次の様になっており、
VyOSが1台・EdgeRouterが3台の合計4台でコアNWを形成しつつBGPピアを張っていた。
VPNは二面構成にする事でマルチホーム試験も出来る様にしており、
それぞれのNW間で迂回させられる様にAS内でiBGPピアも張っている。
また、二面構成にしているのでMEDを使ってトラフィックを分散させ、
上り・下りのトラフィックが偏らない様に経路制御をしていた。
BGPスピーカー本体でHSRPも喋らせつつサーバのデフォゲにVirtual IPを指定する事で、
サーバ直上トラフィックはActiveに寄せながら、BGPによって他ASへの通信を制御していた。
ちなみに、VyOS系なので実際はVRRPですが、
画像作ってから気づいて修正が大変なのでHSRPをVRRPに読み替えてください(´・ω・`)
以下説明でも画像と合わせる為、標記はHSRPに統一しています。
つまり、ルーティングの広報次第では非対称ルーティングになるのだが、
NW構成にProxmox上の仮想ルータを組み込んで非対称ルーティングにしたら通信出来なかった。
昨年8月に小型L2SWのCisco Catalyst 2960-CXを購入したのだが、
コレが予想以上に使い勝手が良く、半年経たずに12ポートが全部埋まってしまった。
全ポート埋まった事もあり2台目を購入するか上位機種に変えるか迷っていた所、
中古NW屋にCisco Catalyst 3560-CXが積まれているのを発見した。
レアな事に16ポートモデルであった上、
極稀にヤ○オクに登場する物よりも格安だったので即断で1台購入してきた。
という事で、いつも通り分解していこうと思う。
筐体はCatalyst 2960-CXと似ており、シャーシは使いまわせるようになっている。
共通化する事でコスト削減を図っているんだろう。
ちなみに、今回購入した物はPoEレスなのでヒートシンクも無くスッキリしていた。
PoEはインジェクターを使う様にしているので、PoEレスで小型化されているのは有難かった。