2010年09月11日(土) - 23:48 | カテゴリ:
PC
という事で色々とデータ取り終わったのでレビューしつつ、
KIS2010とKIS2011の比較(バトルを)してみます。
何回かに分けてお届けするのだが、総じて使用したファイル郡の詳細は次の通り。
音声ファイル(mp3) 400コ 計2.34GB
動画ファイル(mp4) 2コ 計732MB
画像ファイル(jpg+bmp+png) 600コ(各200コずつ) 計294MB
文章ファイル(txt) 150コ 計151KB
自作DVD(iso) 1コ 計7.25GB
1153コ 総計10.6GB
上記ファイルはMcAfee2010・KIS2010・バスター2010でスキャンして
ウイルスが入っていない事を確認済み
これを使用してのレビューかつテストとなります。
で、第一回はアンチウイルスソフトで一番大事なスキャン速度のレビューをしようかと思います。
ちなみに、ウイルス検体を混ぜる事はしてないです。
そこら辺は他の人がやるだろうし今回は割愛します。
カスタム(オブジェクト)スキャンを以下の設定にして、
上記ファイルを1フォルダに纏めた後カスタムスキャンをしました。
設定方法は2010と2011とも同じです。
- すべてのファイルをスキャンする
- すべての圧縮ファイルをスキャンする
- すべてのインストールパッケージをスキャンする
- すべてのOLE埋め込みオブジェクトをスキャンする
- メール形式を解析してスキャンする
- シグネチャ分析
- ヒューリスティック分析 = 強
- ルートキットスキャン
- iSwift
- iChecker
以上の項目だけチェックを入れています。他の所は無し
という事で早速結果を。
結果の左にある番号はスキャンをした回数目です。
KasperskyInternetSecurity 2010 – ver.9.0.0.736
- 54秒
- 22秒
- 24秒
- 23秒
- 21秒
KasperskyInternetSecurity 2011 – ver.11.0.1.400
- 38秒
- 14秒
- 16秒
- 16秒
- 15秒
結果。
KIS2011の圧勝!!
確かにスキャン速度は速くなっていた。
が、今回は圧縮ファイルを混ぜていないのと、
単純なウイルス検出率は非検証なのでそこら辺はわかりません。
先の通り、他のサイト様にお願いするとします。
ちなみに、スキャン中のCPU使用率は両方ともほぼ同じ位です。
スキャン中はHDDアクセスが多いのもあって、PCの動作が相当重くなります。
わかりやすく説明すると、ウィンドウをD&Dするとモタる事が多々ある程度。
ただし、GPUが相当ショボイのもあるので単純なスキャン中の重さは不明。
重い作業は出来ない程度に思っておけばOKだと思います。
で、単純にファイル数が多いというのが今回のような速度差の結果になったのだとオモ。
それと、上記検証とは関係無いのだがフルスキャンの速度も確かに速くなっていた。
当検証が終わった後にフルスキャンをかけてみたのだが、
KIS2010では丸一日レベルでかかっていたのが、約21時間でスキャンが終了した。
(ファイル数の多さとかには突っ込むな!!)
よって、スキャン速度だけをみたとすると相当効率が良くなっており、
速度が速くなっている事がわかる。
この事から、ファイルをが多いPCとかにはKIS2011を導入する価値があると言える。
で、次回はスキャンしつつの回線速度とかを載せようかと思っています。
期待しないで待っていて下さい~
2010年09月10日(金) - 22:33 | カテゴリ:
PC
昨日投稿した記事へのアクセスが結構多かったので、
kaspersky2010と2011の比較をする事にしました。
何回かに分けないと記事が異常に長くなってしまうので複数回に分けます。
比較する項目として考えているのは以下の通り
1. スキャン速度
2. ネットスキャン速度
3. ファイル移動の速度
本当は起動時間とかも調べたいけど、
検証するマシンの起動時間が区々であり一定にならないので断念。
検証する方法としては、KIS2010で上記項目を3回ずつ検証した後、
2010が終わったら、KIS2011を入れ直してさらに3回ずつやると思います。
また、項目の詳細は次の時に載せます。
検証するマシンのスペックは以下の通り。
CPU:Core 2 Quad Q6600 2.4GHz(G0-STEP 定格)
マザー:ASUS Commando
メモリ1:CORSAIR TWIN2X2048-6400
メモリ2:CORSAIR TWIN2X1024A-6400(合計3GB)
HDD:HITACHI HDT25050VLA360 x2(システムとデータ別)
NIC:Intel PRO/1000 GT Desktop Adapter
OS:WinXP HE 32bit
ルータ:セキュリティより非掲載。回線速度は100M光、LAN内はGigabit
とりあえず、こんな所です。
ゆっくりやると思うのであまり期待しないで待っていてくれると幸いです…
2010年09月09日(木) - 23:08 | カテゴリ:
PC
いつの間にかカスペ2011が発表・配布されていた
と、言うことで早速試してみた。
普段なら人柱になる事は無いのだが、
今月でカスペ2010のライセンスが切れるのと
2010が糞過ぎ、今回は他のに変えるかとも考えていたので
最後の審判という事で試す事となりましたとさ。
マシンスペック
CPU:Core i7 920 定格
メモリ:6GB(内2GBはRAMDISK)
OS:WinXP 32bit
SSDは未使用。ストレージはHDDのみ
とりあえず、2010と比べて快適度はかなり上がった。
まず、フルスキャンが早くなったのと、
悪名高きルートキットスキャンの自動動作を止める事が簡単にできる。
この二つだけでも結構困っていたので助かった。
細かい所の修正点としては、スキャン中に別窓でスキャン情報を表示する事が出来るのと、
設定方法が簡素かつわかりやすく整理されている事だと思う。
あと、性能には関係無いが更新キー1つで3台まで使える様になったのは大きかった。
4000円でこれならこれからバグが出なければこのまま行くだろうと思えるほど。
逆に悪い点は、
KIS2009・KIS2007の用に個別にファイアウォールにプログラムを設定出来ないのと、
UI簡素化により詳しい設定が出来なくなった点だと思う。
以前から、カスペは上級者 or カスタマイズ好きな人が使うことが多いような気がしたが、
今回の変更では新規層を取り込む為にさらに簡素化したと思われる。
他にはフルスキャン後に出る赤エラーを解除しようとしても解除されない(再起動すれば解除)、
スキャン時のCPU使用率とメモリ使用率が極端に上がる事がある。
セーフデスクトップのバグっぽい動作(動作が重い、64bit非対応らしい)、
レポートを大量に表示しようとするとハングする+OS巻き込み再起動する。
とりあえず、3日ほど使ってみてこんな所が感じられた。
まだ、1月も使っていないからそれほどのエラーが出てないけど、
バグ取りを徹底的にやって欲しい。あと動作の軽さと設定項目向上を…
あ~、あとスキャン設定を変える時の項目をさらに増やして欲しかった。
初期設定だと色々とダメな所が多くて各自設定するのが前提というのもねぇ~
自分はそれが普通だから良いのだが、これだと新しい層を取り込む事は出来名様な気が…
とりあえず、キーの残りを全て使ってみて次ぎのアンチウイルスをどうするか検討するか