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サーバ監視をzabbix 6.0にアップデートしてみた

2022年03月13日(日) - 21:19 | カテゴリ: Linux

“ns-lab BB”のサーバ監視はzabbixを使っており、stableで出来る限り最新版を利用している。
今までzabbix 5.4を使っていたが、2月15日にzabbix 6.0がリリースされたのでアップデートしてみた。

筆者のzabbixサーバは自作スクリプトを使った準Active/Standby構成で、
データベースはMaxScaleとMariaDB 10.4をActive/Standby構成にして冗長化している。

今回のアップグレードではデータベースのバージョンに落とし穴があり、
zabbix 6.0はMariaDB 10.5~10.6がサポート対象でそれ以外はワーニングが出る様になっていた。
流石に低バージョンでワーニングは困るので今回を機にMariaDB 10.7へアップグレードを決行。
10.7もzabbix 6.0サポート対象外ではあるが、
バージョンが低いよりはマシなのと、zabbixがそのうち追い付くと思うのでそのまま使う事にした。


という事で実際にアップグレードして半月以上の慣らしをした状態がこちら。
UI構成は5.4とほぼ同じになっており逐次アップグレードしている人なら混乱は少ない。
他のLTSバージョンを使っていて6.0へ飛び越しアップグレードをする場合、
UI構成がガラッと変わる事になるので慣れる迄時間が必要となる点に注意が必要。

zabbix 6.0の目玉機能が標準で冗長構成に対応した事だが、
前述の通り自作スクリプトで冗長構成にしていたので現時点では使わない事にした。

新機能についてテスト環境で検証はしてみたいが公私共に時間が取れないので今回は断念。
今の所、正常稼働しており問題なさそうなので実際に使いながら機能面を弄りつつ、
要検証の箇所が出てきたら冗長化と一緒にテストしようと思う。



IPv6用DNS・DHCPv6サーバを自鯖へ移設した

2022年03月06日(日) - 22:37 | カテゴリ: Linux

前回の記事にも書いた通り、”ns-lab BB”はIPv4とIPv6を分離してあり検証に特化させている。
IPv6側はテスト用からスタートしたので他とは違ってラズパイをサーバとして使っていたが、
SDカードの寿命が近いのか読み書きが詰まる様になっていた。

テスト用でスタートしたが今は常用しているので、今回を機に仮想サーバへ移設する事にした。

NAT64用のDNS64サーバは既存のDNSキャッシュサーバへ移し、
DHCPv6サーバは別の仮想サーバへ乗せ直した。



IPv6ネットワークを構成変更中

2022年03月05日(土) - 21:24 | カテゴリ: 雑談

“ns-lab BB”のネットワークはIPv4・IPv6のシングルスタックと、
デュアルスタックを併用した3つの基盤で構成してある。

IPv4のネットワークは仮想サーバが繋がっているメイン利用だが、
IPv6の方は実験用途の意味合いが強く、
あえてラズパイをスタンドアロンのサーバとして使っていた。

ラズパイのメインの目的であったルータ広報はFortigateに変更したのと、
RDNSSを喋りだしたのでDHCPv6も補助的な使い方となり、
残っているメインサーバはキャッシュDNSサーバのみだった。
さらに、記憶領域に使っているSDカードの書き込み制限も怪しくなっており、
データを読み書きするとモッサリする様になってきていた。

という事で、使えなくなると流石に困るので、
IPv6で接続している別サーバへDNSサーバ等を引っ越す事にした。
既に構築がほぼ完了していて動作検証段階なので近い内に構成などを書こうと思う。



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