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ATOK Passportを契約してみた

2013年01月10日(木) - 11:43 | カテゴリ: PC

昔からATOKは使っていたのだが、バージョンアップが面倒だったのと、
PCの台数が多かったので更新をしていなかった。
が、そろそろATOK17を使い続けるのも限界を感じてきたのと、
ATOK Syncを使用して複数台PCの辞書ファイルを統合管理したいというのがあった。

という事で、ATOK Syncが使えて同時使用しないなら10台までマルチプラットフォームでインストール可能なATOK Passportを契約してみた。

変換効率は申し分なしとして、やはりATOK Syncが使えるのは便利だと感じた。
今まではsamba鯖上にATOKの辞書ファイルを設置して共有化を図っていたのだが、
稀にだが辞書ファイルの崩壊があった(´・ω・`)
それを解決できるのと、最新版ATOKを月300円で使えるというのは結構太っ腹な対応だと思う。

で、3日程ATOK Passportを使ってみて感じた(ちょい悪い)点
 (1)ATOK Syncで使用しているInternetDiskの容量が足りなくなる事がある
 (2)ATOK使用環境の同期をする際に、設定が反映されないことがある
 (3)ネットワーク環境必須(当たり前だが)

(1)については、巨大辞書ファイル(20MB程度)を使用している場合に発生する模様…
自分の場合、『要約辞典/ネットワーク語辞典/ニコニコ/顔文字一覧/その他…』と使っているのだが、
こいつらを全部まとめると、500万語を突破し辞書ファイルのサイズが23MB程になってしまう
で、複数台のPCから順繰りに辞書ファイルの更新を行うと、ATOK Syncに『容量たりません』という感じで怒られる
一応、不必要な語句を削除して20MB程度まで下げてみて同期を行ってみたのだが、その場合でも『容量足りません』と怒られた…
こいつの解決方法としては、InternetDiskのATOK Sync領域を開放(初期化)すればなんとかなる。
もしかしたら、辞書ファイルの統合処理をする段階でInternetDiskの方にゴミファイルが残っていたのかもしれない…
今後も実験していく必要があるかもしれぬが、改善されたら良いのう….(´・ω・`)

(2)については、ATOK事態のプログラム設定(入力方式とか)もATOK Syncで同期できる筈なのだが、
自分の環境ではできなかった(´;ω;`)
結局のところ、設定をファイルとして出力しそれを元にして各PCに適応していったのだがこれも改善してほしい所
…自分の設定が悪い可能性もあるが、マルチプラットフォームだと対応できる範囲に限界があるのもわかるが

(3)については、同期する関係上必須になってしまうのは仕方ない
が、ノートPCを宅外で使っている最中に“同期します!”と言われても『無茶言うなよ….』となる訳で
可能なら1日程度の認証延期機能とかが欲しい

と、色々駄目出しっぽい事を書いてきましたが、やはりATOKの変換能力には脱帽
既存の日本語入力システムだとすると、MS-IMEも以前ほど馬鹿ではないしIME嫌いな人ならGoogle日本語入力やことえりなども選択肢には入ってくる。
しかし、設定項目の多さや変換能力、今までATOKを使い続けてきた慣れから考えると、
やはり他のでは満足できなくなってATOKになってしまう

今後は是非ともATOK以外の入力システムにも頑張って欲しいし、長文入力がもっと楽になると良いな(`・ω・´)





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