SupermicroのLGA775ジャンクママンをIYH
先日、秋葉原をうろちょろしていたら、
段ボールに縦入れされて売られているLGA775マザーボードを発見。
SolarisやらBSD実験用として、LGA775ソケットでMicroATXのマザーボードが欲しかった事もあり、
ジャンクではあるが買ってきてしまった。
ジャンク屋で1000円なり。CPUクーラーの形状からして1U/2Uサーバとかの保守部品…?
…もう2つ位買っておけば良かった(´・ω・`)
物としてはSupermicroのX7SBL-LN2というママン。調べてみたらLGA775全盛期には2万円位の物だったらしい。
オフィシャルのスペック表を見ると、Xeon3000はもちろん、Core2Quadも乗る。
さらに、2つあるGigabitEthernetはPCI-E直結で、両方ともIntelチップというステキ仕様。
このあたりサーバ用マザーっぽい感じが出ている。
今の時代、LGA775マザーを買う人はあまりいないだろうが、
自宅にはPenDC,E4600,Q6600,Q8400あたりが眠っている筈なので、
肥やしを使って開花させるのにも今回のマザーは丁度よかった(`・ω・´)
SolarisとかBSDだとドライバ関係で最新のIntel/AMDマザーボードを完全に使えないという事が稀にある。
なので、検証機としてならLGA775あたりが丁度良い当たり目になる。値段もこなれてきているし。
Intel3200+ICH9Rチップセット。NH82801IRなのでAHCIとRAIDをサポートする。
確かP35あたりのチップセット時代だから、LGA775としては安定してきている頃のI/Oかと。
拡張スロット。PCI-Eが二つとPICが1つ。
いつも思うのだが、サーバ用マザーボードについてる逆向き拡張ポートは何に使うんだろう…
LGA775世代を思われる、フロッピー用きしめんポートも装備。
あと、面白いのがWOL用のジャンパピンがついている。多分これでOn/Offの対応切り替えをするのだろう。
このあたりは普通のマザーボードと一緒。
唯一違うのは絶滅危惧種のSerialPortがバックパネルについているのと、USBポートが2つしかない点。
このマザーボードの特徴とも言えるのが、このソケット位置。
通常、メモリスロットがある箇所にCPUソケットを持ってきて、
メモリスロットを通常のMCH箇所に水平に持ってくる事で、
フロントからの吸気が直接CPUに届くように設計されている。
こうする事で、CPUを効率的に冷却する事が出来る。
が、メモリスロットがMCHの箇所になるので、メモリ冷却が弱くなりがちになってしまう。
よってトップフロー系のCPUクーラーを使う必要がでてくるかもしれない。
裏面はチップコンデンサが乗っている程度。
LGA1150世代とかだと裏面にタンタルコンデンサが乗っかっていたりするのだが、
X7SBL-LN2はシンプルだった。
予備の電源が無かったので起動テストをしていないのだが、
妊娠コンデンサとかも無く状態がかなり良いので起動はするかと。
Supermicro製マザーボードはサーバ用とか産業機械用という印象がかなり強いのだが、
X7SBL-LN2は一般マザーボードに似たり寄ったりな仕様なので使いこなすのも簡単そう。
標準で6ポート搭載されているSATAを使って、ファイルサーバとしても良いし、
何よりSupermicro製というのが良かった。
ジャンクなので、動作するかは未知数ですが(´・ω:;.:…
面白いのがWOL用のジャンパピン
こいつはNICから配線することでWOLを実現するんですぜ旦那
なるほど。ジャンパだけでなくNICからの物理配線も必要だったのかc⌒っ゚д゚)っφ メモ…
サーバ用ママンはそれぞれに尖った部分があって、面白いですね~
だから、見つけた物を買ってきてしまい、部屋に使わない板が転がってしまう…