AlliedTelesisのL3SW “AT-X900-12XT/S”のファン交換
[注意] 自己責任でやりましょう!!
先日購入したAT-X900-12XT/S。L3SWとしては静音な部類なのだが、
やはり常時6000rpmの排気ファンx4(+拡張モジュールのファンx1)は五月蠅いので、
毎度のファン交換改造をやってみた。
↑の写真がデフォルトの筐体内部。この状態からどこまで静かに出来るのか。
AT-X900-12XT/Sのファンを交換する時には制約があって、
- 最低回転数が4015rpm以上
- 12VDCファン
の二つを守らないと、"show sys env"した時にステータスがFAULTになってしまう。
…まぁ、FAULTのままでも使えるのだが、筐体前面のLEDが赤(筐体異常)で点灯は嫌ですし
その為、ある程度の回転数を稼ぎつつ、静音化もやらなくちゃいけないのがお題となる。
………
デフォルトの排気ファンがこちら。ベンダー大好きDELTA社製(´・ω:;.:…
サイズ | 40mm x 40mm x 28mm |
風量 | 10.6CFM |
回転数 | 6500rpm |
ノイズ | 36dB |
電流/電圧 | 0.07A/4.5~13.8VDC |
実際に稼働させると、起動直後は4500rpm程度になる。
Cisco2950のSUNON製とかと比べると、遙かにマシなのだが、やはり音が少し気になるわけで。
………
という事で今回は、いつも静音化でお世話になっているT&T製を買ってきた
サイズ | 40mm x 40mm x 28mm |
風量 | 10.12CFM |
回転数 | 5500rpm |
ノイズ | 32.2dB |
電流/電圧 | 0.12A/6~13.8VDC |
はい。ぶっちゃけ交換前のファンとそれ程違いはありません( ゚д゚)
なので、ギリギリラインを目指す人以外は交換しない方がよろしいかと。
ぶっちゃけ、交換作業は面倒くさいし、排熱量が落ちる現実もある訳で。
5500rpmにしたのは、この回転数だと起動直後で約3900rpmになり、
そのまま使っていると筐体内部の温度上昇によって、
『ファンの回転数が増える→4015rpmの壁を突破し赤LED消灯』になる為。
室温にもよるだろうが、室温15度の部屋で2時間位起動放置しておくと4050rpm位に遷移していた。
………
そして、Allied製品特有の5mmピン変換をやった上でファンを交換したのがこちら。
そろそろ、5mmコネクタに対応したカシメ工具買ってきて、
ファンから延びているリード線にコネクタを直付けした方が良いような気がしてきた。
ファンx3の配線を纏めている箇所がカオスだが仕方ない。
暫くの間、ファンを交換する事は無いだろうし、
シャーシの蓋をしてしまえば問題は無いのでこのまま突っ走ろう。
そして、設置作業はまた後ほどに。