iSCSI用NASのOSをアップグレードした
自宅の仮想サーバイメージはiSCSI領域に置いているが、
サーバ台数が多い事もあり、結構高めのランダムIOPSを求められたりする。
以前はホストサーバでRAIDを組み、仮想サーバイメージもそこに置いていたが、
現行環境を組んだ時にQNAP NASの導入とiSCSIを行った。
iSCSI領域はVMware的に言うとデータストアなので、
再起動を要するファームウェアのアップデート機会は限られている。
最近はアップデートが多かった事もあり何処かで上げようと思って先送りしていたが、
先日ファームウェアとは別の目的で自宅サーバの電源を落とす必要があったので、
ついでにNASのファームウェアも新しい物にアップグレードしてみた。
今回のアップグレードバージョンは、現行で出来る限り最新となる5.1.2を採用。
アップグレード後のログイン画面はレイアウトが変化したが、
画面を見れば普通に管理画面にログインできる仕様だったのでレビューは割愛。
iSCSIはアップグレード直後から普通に接続できたのだが、
NFS RPCプロセスの起動するタイミングが遅い場面が稀にあり、
その影響なのか他サーバからのNFSマウントがスタックしてしまう挙動が2回起きた。
NFS RPCプロセスを再起動したら安定したのでアップグレード直後の一過性な物と考えているが、
今後アップグレードしようとしている人は、直後のサービス接続は気を付けた方が良いかもしれない。