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Archive for the ‘Linux’ Category

権威DNSをBIND・NSDハイブリッド構成にしてみた

2020年10月24日(土) - 22:19 | カテゴリ: Linux

DNSサーバと言えばBINDを思い浮かべる人が多いと思うが、
パケット1発で落ちるBINDコロリと呼ばれる様な脆弱性が出てきたりして、
昨今は脱BINDが囁かれる様になった。
そうは言っても、デファクトスタンダードとなっているBINDじゃないと出来ない事があったり、
権威DNS・キャッシュDNSを兼用させて、リソースをケチるにはBIND以外の選択肢が無かった。

筆者も例に漏れず業務含めメイン用途ではBINDを使い続けていたが、
ひょんな事からBIND以外の権威DNSサーバを運用する必要性が出てきたので情報収集を開始。

『コレは自鯖基盤の権威DNSにNSDを追加して運用チャンス (`・ω・´)』

という事で、dnsdistを使う事でBIND・NSD間のフォールバックも実装しつつ、
権威DNSにBIND・NSDを併用した環境を構築してみた。


[ns-lab BB] 新環境の仮想サーバ基盤構成

2020年10月10日(土) - 20:56 | カテゴリ: Linux

構築していた自宅仮想サーバホストも全て完成し、ついにフル構成にする事が出来た。
という事で、新環境記事の締めと備忘録を兼ねて、構成概要とコンセプトを書こうと思う。

当初はメイン本番環境にKVM、バックアップ検証環境にHyper-Vの2種類のみを想定していたが、
都合によりVMwareも弄る必要が出てきた為、検証環境としてVMware ESXiも追加する事にした。

KVMとHyper-Vは各々の構築拠点内で2台のアクティブ・アクティブ構成で組んでおり、
片ホストをメンテナンスで停止する必要が出ても、縮退運転する事が出来る様にしてある。
本格的な冗長構成にするならクラスタリングやvSphere HAを組んでおくのがセオリーだが、
ホストサーバのハードウェアスペックが足りず実装出来ないのと、
ライセンス利用料を用意出来なかったので諦めた。


全体の構成は上の通り。詳細を書くとサーバ内のホスト・ゲストやOS階層が違うのだが、
表現をわかりやすくする為に敢えて揃えてみた。


[ns-lab BB] 新環境の録画サーバ構成

2020年08月11日(火) - 22:21 | カテゴリ: Linux

数ヶ月前に実施した自宅サーバ刷新に合わせて、録画サーバ構成も大きく見直した。
従来はチューナーにPT2を使っており、必然的にPCIスロッド搭載の自作PCが必須だったが、
今回はUSB接続のPLEXチューナーに変更したので、大きな設備を用いる必要がなくなった。

また、本格的な仮想サーバ基盤をさくらの専用サーバに移設した事もあり、
録画サーバだけの為に場所を取りたく無かった。
また、現行世代のパーツでPCを組もうにも、
PCIスロッドを搭載したマザーボードが皆無なのでパーツ入手性も考慮すると諦める必要があった。


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