2010年09月15日(水) - 00:10 | カテゴリ:
PC
第三回はKIS2010とKIS2011でのファイル移動速度の比較
Kasperskyのファイルアンチウイルス機能を使った際、
ファイル移動速度に違いが出るのかを検証。
結果から言うと、違いは出ます。ものすごく…
ファイルアンチウイルスの設定方法は以下の通り。
マシン性能はその0読んでください。
前例の通り、KIS2010とKIS2011で設定方法は同じです。
- ファイルアンチウイルスを有効にする
- ファイル形式でファイルをスキャンする
- すべてのリムーバブルドライブ
- すべてのハードディスクドライブ
- すべてのネットワークドライブ
- シグネチャ分析
- ヒューリスティック分析 = 弱
- 作成または更新されたファイルのみスキャンする
- OLE埋め込みオブジェクトをスキャンする
- 複合ファイルをバックグラウンドで展開する
- 大きな複合ファイルをスキャンしない = 対象ファイルの最大サイズ = 5MB
- スマートモードでスキャンする
- iSwift
- iChecker
以上の設定で検証をしています。
多分、この項目が関係しているのだろうけど他の設定も噛んでいるのなら、
コメント等で連絡してくれれば追記いたします。
検証状況としては、デフラグしていない状態でやってしまった為
あんまり信憑性がないかもしれないですorz
また、ファイルは例の10数GBを2つのHDD間において、
Windows標準のexplorerでコピーして行っています。
それと、時間がかかる為3回ずつしか計測していません。
まぁ、おなじみの参考程度という事でお願いします。
KasperskyInternetSecurity 2010 – ver.9.0.0.736
- 12:30
- 12:23
- 12:35
KasperskyInternetSecurity 2011 – ver.11.0.1.400
- 6:51
- 7:35
- 6:30
やっぱりKIS2011は速かった!
この結果から、自分はKIS2011を使い続ける事になると思います。
ただ、某掲示板やら他のレビューやらを見てみると、
自分のパターンみたいに高速化している環境や、
逆にエラー多発して使い物にならない環境やらといろいろあるみたいです。
新規に買おうと思っている人は取り合えず、体験版を使ってみる事をやっぱりお勧めします。
Kasperskyで奇数のバージョンは良作というのは本当だった…!
こんな感じで今回のKaspersky比較は終了です~
また面白い題材を見つけたらやろうかな…?
2010年09月12日(日) - 23:43 | カテゴリ:
PC
第二回はKIS2010とKIS2011の回線速度の比較
『アンチウイルスには関係無いんじゃないか?』と思う人もいるだろうけど、
今のアンチウイルスソフトにはリアルタイムでの
ネットワークトラフィックをスキャンする機能があったりする。
普段は設定したポートだけをスキャンするようにしているから
これといって問題は無いのだが、
比較する事があんまり無いので興味が出たのでやってみた。
機材やらLAN速度やらはその0にのせているのでそちらを参照して下さい。
という事で、以下ネットワークスキャンを設定した状態での
回線速度調査です。
前回同様、2010と2011で設定は同じです。
- すべてのネットワークポートを監視する
- その他は非チェック
と、前回よりも簡素な設定となっておりますw
スキャンをした状況として、USENスピードテストを使用して
夜9:00~をKIS2010・夜11:00~を2011として測定。
間があるのは、KISの再セットアップ時間の為です。
基本的に5回速度を測定出来たら終了とするが、
測定不可(エラー表示)となった場合は再度測定をする。
日は同じ日に実行をする。これは、曜日毎でのトラフィックに影響があると考えられる為。
結果の左にある数字は回数目とする。
KasperskyInternetSecurity 2010 – ver.9.0.0.736
- 13.517Mbps
- 11.230Mbps
- 28.250Mbps
- 25.478Mbps
- 20.416Mbps
KasperskyInternetSecurity 2011 – ver.11.0.1.400
- 76.431Mbps
- 65.846Mbps
- 48.176Mbps
- 58.775Mbps
- 35.584Mbps
結果としては、言わずもがなな状態になってしまいました。。。
ただし、2010の時にはエラーが0回だったのに対し、
2011では30回以上エラーが出て測定不能になりました。
エラーの原因は、多分回線速度の速すぎでエラー判定になった物だと思います。
また、2011の結果からわかる様に回線速度は一定数を出す事は稀である為、
当レビューは参考程度に思っていただければと思います。
で、結果からしてKIS2011のスキャン速度はやっぱり速くなっている模様。
ただ、KIS2010と比べていきなり早くなりすぎている気もするので、
本当にスキャンを実行しているのか甚だ疑問も感じます。
やっぱり環境にもよるのだろうが、自分の環境ではKIS2011が圧倒的に速いという事になりました。
2010年09月11日(土) - 23:48 | カテゴリ:
PC
という事で色々とデータ取り終わったのでレビューしつつ、
KIS2010とKIS2011の比較(バトルを)してみます。
何回かに分けてお届けするのだが、総じて使用したファイル郡の詳細は次の通り。
音声ファイル(mp3) 400コ 計2.34GB
動画ファイル(mp4) 2コ 計732MB
画像ファイル(jpg+bmp+png) 600コ(各200コずつ) 計294MB
文章ファイル(txt) 150コ 計151KB
自作DVD(iso) 1コ 計7.25GB
1153コ 総計10.6GB
上記ファイルはMcAfee2010・KIS2010・バスター2010でスキャンして
ウイルスが入っていない事を確認済み
これを使用してのレビューかつテストとなります。
で、第一回はアンチウイルスソフトで一番大事なスキャン速度のレビューをしようかと思います。
ちなみに、ウイルス検体を混ぜる事はしてないです。
そこら辺は他の人がやるだろうし今回は割愛します。
カスタム(オブジェクト)スキャンを以下の設定にして、
上記ファイルを1フォルダに纏めた後カスタムスキャンをしました。
設定方法は2010と2011とも同じです。
- すべてのファイルをスキャンする
- すべての圧縮ファイルをスキャンする
- すべてのインストールパッケージをスキャンする
- すべてのOLE埋め込みオブジェクトをスキャンする
- メール形式を解析してスキャンする
- シグネチャ分析
- ヒューリスティック分析 = 強
- ルートキットスキャン
- iSwift
- iChecker
以上の項目だけチェックを入れています。他の所は無し
という事で早速結果を。
結果の左にある番号はスキャンをした回数目です。
KasperskyInternetSecurity 2010 – ver.9.0.0.736
- 54秒
- 22秒
- 24秒
- 23秒
- 21秒
KasperskyInternetSecurity 2011 – ver.11.0.1.400
- 38秒
- 14秒
- 16秒
- 16秒
- 15秒
結果。
KIS2011の圧勝!!
確かにスキャン速度は速くなっていた。
が、今回は圧縮ファイルを混ぜていないのと、
単純なウイルス検出率は非検証なのでそこら辺はわかりません。
先の通り、他のサイト様にお願いするとします。
ちなみに、スキャン中のCPU使用率は両方ともほぼ同じ位です。
スキャン中はHDDアクセスが多いのもあって、PCの動作が相当重くなります。
わかりやすく説明すると、ウィンドウをD&Dするとモタる事が多々ある程度。
ただし、GPUが相当ショボイのもあるので単純なスキャン中の重さは不明。
重い作業は出来ない程度に思っておけばOKだと思います。
で、単純にファイル数が多いというのが今回のような速度差の結果になったのだとオモ。
それと、上記検証とは関係無いのだがフルスキャンの速度も確かに速くなっていた。
当検証が終わった後にフルスキャンをかけてみたのだが、
KIS2010では丸一日レベルでかかっていたのが、約21時間でスキャンが終了した。
(ファイル数の多さとかには突っ込むな!!)
よって、スキャン速度だけをみたとすると相当効率が良くなっており、
速度が速くなっている事がわかる。
この事から、ファイルをが多いPCとかにはKIS2011を導入する価値があると言える。
で、次回はスキャンしつつの回線速度とかを載せようかと思っています。
期待しないで待っていて下さい~