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Archive for the ‘PC’ Category

[ns-lab BB] 新環境の録画サーバ構成

2020年08月11日(火) - 22:21 | カテゴリ: Linux

数ヶ月前に実施した自宅サーバ刷新に合わせて、録画サーバ構成も大きく見直した。
従来はチューナーにPT2を使っており、必然的にPCIスロッド搭載の自作PCが必須だったが、
今回はUSB接続のPLEXチューナーに変更したので、大きな設備を用いる必要がなくなった。

また、本格的な仮想サーバ基盤をさくらの専用サーバに移設した事もあり、
録画サーバだけの為に場所を取りたく無かった。
また、現行世代のパーツでPCを組もうにも、
PCIスロッドを搭載したマザーボードが皆無なのでパーツ入手性も考慮すると諦める必要があった。


VyOSでIPv6-Only IPSecVPN設定時に出るエラー回避方法

2020年08月08日(土) - 22:35 | カテゴリ: Network

“ns-lab BB”の自宅サーバとリモートで動いているVPS・専用サーバを繋ぐ為、
VyOSを使って拠点間IPSecVPNを構築してNW通信が出来る様にしてある。

従来はVPN専用に固定IPプロバイダを契約してIPv4 IPSecVPNを張っていたのだが、
費用とVPN冗長化の課題が出てきたので何とかしようと考えていた。
そんな中『PPPoEで大量に振ってくるIPv6を使えば専用プロバイダいらないのでは!?』
と思い立ったので、IPv6 IPSecVPNへ移行する事にした。

………

そうなると、IPv6アドレスのみ付与したインターフェースでIPSecを張る必要が出てくるのだが、
VyOS v1.2.Xに設定を投入するとこんなエラーが出てきた。

# commit
[ vpn ipsec site-to-site peer 2001:ffff:ffff:ffff::1 tunnel 1 ]
VPN configuration error: IPv4 over IPv6 IPsec is not supported

Warning: Local address 2001:0:0:0::1 specified for peer "2001:ffff:ffff:ffff::1"
is not configured on any of the ipsec-interfaces and is not the
clustering address.  IPsec must be re-started after address
has been configured.

VyOS公式でもバグ報告が上がっているのだが、優先度低になっており何時直るのか判らない状況。
コレが出来ないとIPv6環境に移行が出来ないのは勿論の事、修正を待って何もしないのもどうかと思ったので、
自力でVyOS内のIPSec設定スクリプトを直してみた。

………

修正箇所は次の通り。スクリプトがperlで書かれていたので読みやすかった。
どうやら、IPv6のみ付与したインターフェースでIPSecを設定しようとすると、
条件判定に引っかかってしまいエラーが出る様だった。
この問題は、VyOSのフォークとなるEdgeRouterでも発生するらしく、
先人の知恵も借りながら次の通りに修正してみた。

 

修正前:[/opt/vyatta/sbin/vpn-config.pl]

  550    # Check remote/local and peer protocol consistency
  551    # IPv6 over IPv6 scenario is actually supported by StrongS/WAN,
  552    # we do not allow it in this version because of design and QA issues.
  553    if (($conn_proto != 6) && ($leftsubnet_proto == 6)) {
  554        vpn_die(["vpn", "ipsec", "site-to-site", "peer", $peer, "tunnel", $tunnel],
                 "$vpn_cfg_err IPv6 over IPv4 IPsec is not supported");
  555    } elsif (($conn_proto == 6) && ($leftsubnet_proto != 6)) {
  556        vpn_die(["vpn", "ipsec", "site-to-site", "peer", $peer, "tunnel", $tunnel],
                 "$vpn_cfg_err IPv4 over IPv6 IPsec is not supported");
  557    }

 

修正後:[/opt/vyatta/sbin/vpn-config.pl]

  550    # Check remote/local and peer protocol consistency
  551    # IPv6 over IPv6 scenario is actually supported by StrongS/WAN,
  552    # we do not allow it in this version because of design and QA issues.
  553    if (($conn_proto != 6) && ($leftsubnet_proto != 0 and $leftsubnet_proto == 6)) {
  554        vpn_die(["vpn", "ipsec", "site-to-site", "peer", $peer, "tunnel", $tunnel],
                 "$vpn_cfg_err IPv6 over IPv4 IPsec is not supported");
  555    }
  556    if (($conn_proto == 6) && ($leftsubnet_proto != 0 and $leftsubnet_proto != 6)) {
  557        vpn_die(["vpn", "ipsec", "site-to-site", "peer", $peer, "tunnel", $tunnel],
                 "$vpn_cfg_err IPv4 over IPv6 IPsec is not supported");
  558    }

554行目と557行目は幅の関係で改行しているが実際は1行で書く。
実際の修正箇所は553行目と556行目の判定処理。
この改修を入れると、IPv6 IPSec VPNも設定が通る様になった。
だが、VyOSのアップグレードをすると元に戻る筈なので注意が必要。
そのうち公式修正で直ると思うが、それまではこの改修でお茶を濁そうと思う。


検証用の権威DNSサーバを検討中

2020年07月04日(土) - 23:02 | カテゴリ: Linux

前回書いた通り、DNSSEC検証用にドメインを取ったので処理する権威DNSが必要になった。
とは言っても、Webサーバ・メールサーバ等の本番ドメインを収容している所ではやりたく無い為、
検証用の権威DNSを何かしら構築する方針で考えている。

仮想サーバのリソースも余っているし、予備のグローバルIPも残っている上、
逆NATすればゲートウェイルータ経由で応答させる事も可能なのだが、
検証用途で本格的なサーバを構えるのも大変なので迷っている所。

当初の予定通りラズパイ4を使う案が第一候補になっているのだが、
ラズパイ4は発熱量が凄いのでコレからの時期を乗り越えられるかが懸念点となった。
発熱を回避するには送風して強制的に冷やすか、物を変えるのが手っ取り早い。
ただ、検証用にラズパイ4を用いるのも勿体無いので二の足を踏む状態になっている。

色々な要因を回避する為にサーバ構成を練るのも楽しい一時なので、
この時を考えつつ構成検討を進めようと思う。


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