2020年03月07日(土) - 22:32 | カテゴリ:
PC
昔からThinkPadシリーズを愛用している事もあり、
OSCなど勉強会や、旅行など外出時に持ち出すのもThinkPadだった。
今はThinkPad x250をメインのノートPCにしているが、
外装・内装・キーボードと主な機能に文句は無いが本体の重量がネックだった。
サクッと持っていくには重く、かと行ってメールとTwitterをするだけにはスペックが少し高い。
もう少し軽くてCPU処理速度もそれなりの物が無いか探した所、丁度良い中古PCを発見。
普段購入しているジャンクPC群と比べると値段が高い事もあり躊躇したが、
ここまで好条件な物も早々見当たらないので、何かの縁という事で買ってみた。

という事で、今回は「Panasonic CF-RZ5 PDRVS」の8GBメモリ版を35,000円で購入
さらに、プライバシーフィルターも追加購入した。
PanasonicのRZシリーズと言えば法人ノートPCとして人気のモデル。
本体重量が750g程度、ACアダプタを含めても1kg程度となり持ち出しを意識したPCとなる。
重量も500mlのペットボトル2本分程度となり、バッグに忍ばせても支障は無い。
大きさもモニタサイズが10.1型な事もあり、A4雑誌程度となってコチラも想定通り。


中古なので使用感が少しあるが、前オーナーが大事に使っていたのか、ヒビなど致命的な物は無かった。
RZシリーズはこのサイズ感にも関わらず、バッテリーを付け替えられるのもメリットの一つ。
今回は持ち出し用途という事もあり、バッテリー交換も装丁していたが、
フル充電状態で6~8時間程度使えるので暫くはこのまま利用し続けようと思う。
筐体が小さい事もあり、キーボードも必然と小さくなるのだが、
ThinkPadシリーズと遜色無く文字を打ち込む事が出来る。
流石に長時間の打ち込みには厳しい所があるが、出先で軽作業を行うのは問題無かった。
1時間程度キーを打ち続けてみたが、普段フルキーボードを利用している筆者でも打ミスはほぼ起きなかった。

外用という事もあり、今回はモニターにプライバシーフィルターを追加した。
その状態でモニター光度を最大にして撮影したのが上記のキャプチャ。
視野角の都合で少し暗く見えるが、中古筐体であってもモニタ光度に問題は無かった。
………
実は、実際に購入したのは2019年末なので記事を作る迄に2ヶ月も放置してしまった…
最初はThinkPadから変わる事によってどの程度影響が出るか心配だったが希有な事もあり、
今まで問題無く利用出来ている。
今後も外周りに行く機会がありそうなので、都度持ち出して使おうと思う。
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2020年01月25日(土) - 22:56 | カテゴリ:
Network
前回の記事で自宅IPv6環境を刷新した事を書いたが、
ゲートウェイ設備にFortiGate 60Dを再利用していた。
NWトラフィックも順調に転送しているので刷新する気は無かったのだが、
RDNSSに対応していない事から、FortiGate配下のIPv6オンリー環境から、
Android端末を使えない課題が残った。
解決方法も判明しているし、しばらく放置する予定だったのだが、
日課のNW機器あさりをしていたら、v6.2.0を積んだFortiGate 50Eを発見
値段も手頃で「これも何かの縁」という事で買ってみた。

VDOM切っているので、5本のLANを接続。
ルーティングはOSPFとBGPを喋らせている。
今まで60Dを使っていたのでスペックダウンになるが、
ハードウェア処理が必要となるIPsecとかを使っていないので、
50Eでも問題無いと判断。
実際にWebブラウジングをしてセッションを500程度張ってみたが、
CPU負荷は0~1%で測定不能レベルの負荷にしかならなかった。
当初の目的であったAndroid端末も無事にRDNSSからDNSサーバ情報を取得でき、
ちゃんとIPv6オンリーでインターネットに接続する事ができた。
普段からFortiGateを使って久しく、UTMだけでなくルーターとしても活用しているが、
まだまだポテンシャルがありそうなので研究予定。
また、50E入れ替えによって余った60Dを使って検証環境を作ってみようと思う。
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2020年01月11日(土) - 18:42 | カテゴリ:
Linux
自前でDHCPサーバを構築すると行ったら、ISC製のdhcpdを利用するのがセオリーな現状。
ただ、コレにも問題があり既に開発が終了している上、
設計が古い事から設定反映に再起動が必要な問題がある。
“ns-lab BB”もdhcpdを利用し続けていたのだが、
ビルドする為にソース改変が必要だったり、EUI-64に標準対応していなかったりと問題が多かったので、
自鯖刷新に合わせてkea-dhcpに移行する事とした。
従来、kea-dhcpはフェイルオーバーが実装されていなかったのだが、
Kea v1.4で実装されたので冗長化も図りやすくなった。
また、バックエンドを共通DBにしてしまえば、
ルータのhelper-addressに複数IPを記述する事で冗長化を図る事も出来る。
現在、IPv4環境用のkea-dhcpを構築したので実際に使ってテスト中。
近日中にIPv6環境用も構築し、両プロトコルで移行が出来るのか検証を進めつつ、
ある程度の構築ナレッジが溜まったらwikiにメモ予定。