2016年12月17日(土) - 22:01 | カテゴリ:
Network
先日、トンネル掘る為にSRX100を買って来たのだが、
その事を記事に書いたら「いつもの分解やらないの?」とコメントがあったので、
時間捻出して分解してみた。

とりあえず初期設定を入れて、リモートアクセス出来るようにしてみた。
Cisco系コマンドと全く違うので、勝手がわからない… (´・ω・`)
SRX100は裏面にシールが貼ってあり、コレが微妙にデコボコしていたから、
てっきりネジの封印シールかと思ったのだが、
そんな事は無く露出しているネジを3箇所外したら、普通に開く事が出来た。

筐体はスライドさせる形で開けるようになっていて、
側面は↓のような感じになっていた。
………
そして、実際の基板がこちら。恐らく、BIOSの設定保存用と思われるコイン電池が目立つ。

コンデンサは全て固体コンデンサだった。ちなみに、妊娠している物は無かった。
上部にピンヘッダがあるのだが、製造ラインでのBIOS書き込みとかで使うのだろう。

コイン電池は普通のCR2032。ちなみに、デフォルト搭載されている物が写真の物。
Juniperは裏でUNIX動いているし、基本的な作りはPCのマザボと同じなのだろう。

搭載されているチップはMarvell 88E6097-TAH1
データシートを見ると、Fast/Gigabitのポテンシャルがある見たいだが、
↑の物は8FastEthernetになっていた。
SRX100が100Mbpsな理由もこのチップを採用しているからだと思われる。
いままで色々なNW機器を分解してきたが、
Juniper製品はNW機器というよりも、小型PCのマザボみたいだなと感じた。
頑張ればUNIXを入れ直したり、kernel書き換えたりも出来そうだが、
NUCが安く買える今ならやるメリットも無いので実験は後回しに。
来年まで半月を切っているが、コンフィグを早めに叩いて定常状態に持っていかねば。
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2016年12月10日(土) - 22:32 | カテゴリ:
Linux
iSCSIターゲットの構築が完了していないので、購入報告はまた今度
自鯖の仮想HDD領域は、ホストHDDをそのまま使ったり、
別のサーバへiSCSI接続して使っていたのだが、
ここ最近はDBが巨大化した事によって、ランダムライトの遅さが課題だった。
そんなこんなで「いつかは、iSCSI専用の物を作って移そう」と思って1年半。
やっとの思いで物を購入し、自宅の主用仮想サーバを全てiSCSIに移すのが完了した。

↑を見ればわかっちゃうが、QNAPのNASを購入してiSCSI専用にした。
詳細は今後掲載するか、データを取ってコミケ冊子にするか画策中。
今回は本意でiSCSI SANとして作っているので、
仮想サーバを同時起動・同時アクセスしても、今の所はそれなりの速度が出ている。
少ない期間だが、今後データを採取して間に合えば冬コミでデータを出すか。
2016年12月03日(土) - 22:43 | カテゴリ:
雑談
ns-labではVPN接続用にCiscoASAを運用しているのだが、
このASAだとTunnelInterfaceが使えないのが先日判明した (´・ω・`)
今まではVPN(IPsec)だったので問題無かったのだが、
諸事情によりHE.netにトンネル張ってIPv6を調達する際に問題になった。
既にCiscoルータが2台稼働しているので、そこからトンネル張れば良いのだが、
ゲートウェイ用、PBR・ルーティング再配布用と役割を分けている為、
今からトンネルを兼ねると構成が複雑になりすぎて、
自分で制御が出来なくなりそうだったので没案となった。
そんな中、色々と調査していた所、某所でSRX100をたたき売りしているのを見つけた為、
「そ~いえば、SRXでトンネル作れた(ような気がする)。これ幸い!!」とそのままIYHしてきた。

買って来たJuniper SRX100。100MのI/Fだけど、トンネル用途でトラフィック流れないので問題ない。
なんだかんだ言って、Juniperを真面に触るのは初めてなので結構楽しみ。
詳細はググれば出てくるので割愛。
横幅が通常の1/2で、しかも卓上サイズだからポン置きするには丁度良い。
処理能力はそれなりとなるが、そもそも複数役を処理する使い方を行わないので、まぁなんとかなりそう。

全部100MのI/Fになっている。管理用として毎度のコンソールポート、USBポートも付いているが、
初期設定をした後は殆ど使う事は無い筈。
趣味だとYAMAHA、本職だとCiscoとFortigateしか触っていないのだが、
通信キャリアエンジニアとしては必須技術らしい。
ただ、FWとしても優秀なのでこの際に基礎知識を習得しておきたい所。
なんちゃってだが、一応はFW系のエンジニアなので…
他にも、ns-lab刷新計画の最終段階を行うので、残り1ヶ月は技術を追いかけ続ける日々になりそう。
計画的に時間を捻出していかなければ。
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