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iSCSIターゲット・SMBサーバ用にQNAP TS-932Xを買って来た

2019年02月07日(木) - 22:21 | カテゴリ: PC

2年程前に自宅仮想サーバのディスクイメージを、iSCSI化した “QNAP TS-853S Pro” に移行済だったが、
ディスクロードが大量に発生するZabbix+MySQLは、
敢えて仮想ホストのローカルハードディスクに残したままだった。

というのも、今までは監視対象が少なかったのでローカルに残しても問題無かったのと、
同サーバにキャッシュDNSも相乗りしていたので、
全てをiSCSIに依存させた結果、NW断で全滅しかねない構成にするのは二の足を踏んでいた。

だが、昨今の “ns-lab BB” では仮想サーバが順調に増加しつつIoT機器も増えてきた為、
結果として監視対象増加と比例してDB負荷も上がっていた。
その為、HDDのランダムアクセスではZabbixのデータを格納するMySQLの処理が追い付かなくなり、
システムがスタックして仮想ホストも巻き込んでサーバ全滅が発生していた。

………

そんな折、音楽ファイル・テレビ録画データで使っていた “Drobo FS [1st Gen]” も老朽化している事に気付いた。
普通のデータコピーなのに1GbpsのLANで30Mbpsしか出なかったり、
重要なデータはバックアップ済と言っても、データが飛ぶと取り返しの付かないレベルの物があったり、
経験上、大体の機器は5~10年で壊れるので保全の意味でも早めになんとかしたいのが心情だった。

そんな事を思いつつ『次期NASでiSCSI喋らせつつ、一般用途も兼用したい』と1年程NASを物色していた所、
既にお世話になっているQNAPでHDD+SSDを最大9台まで積めるNASが発売された。
『これだったら、SSD領域に仮想サーバイメージ配置。HDDに一般用途のデータ置ける!』と思い立ち、
さらに構成を練る事3ヶ月、30万以上の金を掛けて “QNAP TS-932X” を買って来た。


NASは自作のパッチパネルもどきを使ってL2SWとEtherChannelで接続。
NAS本体は吸気口を確保する為に板を使って底上げした。

ちなみに、NASを購入したのは2018年末だったのだが初期不良品を引き当ててしまい、
ログ取得やら初期不良交換の対応をした結果、実際に使い出したのは2月初だったりする (´・ω・`)
ただ、購入した物がフ○ースメディア正規品だった事もあり、サポートとやり取りしながら無事に対応完了した。



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