オーケストラコンサートという事もあり、ペンライト無しの全員着席スタイルだった。
ペンライトがあると振る方に意識が行ってしまい曲に集中出来ない場合があるので、
音を楽しむコンサートだからこそ着席・ペンライト無しは嬉しいレギュレーションだったりする。
民度が良かったのか周囲のマナーも高くて曲とステージに安心して集中する事が出来た。
………
曲目は前回のコンサートと似ておりほぼ既出だった。
だからこそ今回のオーケストラで強化された楽器の聴き比べも出来て、
好きなエ○ゲBGMを生音で存分に浴びる事が出来た。
オープニング |
InFINITE Line |
ReAliZe |
ソラノキオク |
ハルトキ~Spring Moment~ |
DEAR MY WAKER |
第一部・第一楽章 |
drowsing morning |
dance! dance! dance! |
Lively so |
sidedness breeze |
Innocence! |
第一部・第二楽章 |
Sanity extraneous |
unavoidable |
The pea conflict |
can’t wait daybreak |
第一部・第三楽章 |
with sweetness |
I have you… |
never forget |
第一部・第四楽章 |
Zepto EarnesT |
mile likelihod |
sacred Warmth |
under the moon |
第二部 |
朗読劇 |
第三部 |
ReAliZe |
ふたり |
ソラノキオク |
ここにある空 |
ハルトキ~Spring Moment~ |
そして愛になる |
DEAR MY WAKER |
Squall |
Be braver! |
アンコール |
InFINITE Line ~Grand ver.~ |
(9-nine- Ruler’s Crown / ED) |
曲目が前回と似ているのは中止したSymphonic Concertアンコールを意識しているのではと思ったが、
曲が上手く構成されており、この曲順だからこその完成形とも感じた。
とは言っても、各エピソードのOP曲をオーケストラ演奏で披露してくれたり、
前回のコンサートに参加した人でも楽しめる内容で好感を持った。
朗読劇のシナリオは攻めた内容でゲーム未プレイっぽい周囲の人は追い付けていない様に感じたが、
原作を何週もクリアした勢からすると、有り得るけど無かったシナリオを存分に楽しめた。
それこそ、ドラマCDとして発売しても遜色無いし、なにより盛り上がりとオチが上手かった。
他に特筆すべき箇所は今回はオーケストラが豪華になった事。
記憶が正しければビオラ・チェロあたりの弦楽器が特に強化されており、
ベースライン強化の影響か会場に響き渡る音の臨場感が増していた。
第一部・第四楽章のクライマックスは弦楽器がメロディーラインを奏でるので特に楽しむ事が出来た。
バイオリンとエレキギターのセッションは9-nine-コンサートなどゲーム系特有のコラボかと思うので、
現地だからこそ伝わって来る細かい表現も聴けたのが染みた。
第三部は前回同様に歌唱パートだが、直近で筆者にイベントが控えている事もあり沁みる内容だった。
好きなゲームの好きな曲を、オーケストラコンサートの本人歌唱で聴けるのは贅沢の一言に尽きる。
筆者が9-nine-シリーズで一番好きな曲が「ふたり」なのだが、
このタイミングで米倉千尋さんの歌唱を生で聴けて感極まるレベルだった。
アンコールは「InFINITE Line ~Grand ver.~」に始まり、アニメ版9-nine-のED曲披露となった。
OP曲でも遜色ないアップテンポな曲に仕上がっており発売が待ち遠しい限り。
………
オーケストラコンサートを浴びる様に楽しんできたが、生音だからこそ感じられる雰囲気があり心地よかった。
エ○ゲ原作でここまで売れたゲームも珍しいので今後もコンテンツとして頑張って欲しい所。
テーマや音的に他のエ○ゲソングでオーケストラコンサートをするのは難しいかと思うが、
主題歌とBGMに力を入れてる作品は多いのでブランド共同でも良いからコンサートは増やして欲しいと思う。
筆者もゲームのアンケートでオーケストラコンサートの開催は良く書いているのだが、
採算取れないと難しいのか開催してくれるメーカーが少ないのも事実。
だからこそ、限られたオーケストラコンサートには参加して、需要もある事をアピール出来たら嬉しいと思った。
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