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以前、自宅サーバ上にADドメコンやOpenLDAP基板を構築したものの放置していたが、
構築ナレッジの蓄積とスキル習得のためにADドメコンを作り直す必要が出てきたため、
Samba4でソースからビルドしたバイナリを用いてADドメコンを再構築する事にしてみた。
環境に利用するRHELの構築とSamba4のテストビルドも終わったため、
ADドメインのフォレストを作りテストに着手中。
挙動に癖が強い上、ドメインレベルがWindows Server 2008R2相当に限定されてしまうものの、
テスト利用する位なら問題無く動く様だった。
まだ、構築テストの域なので細かい確認は出来てないが、
確認する事自体が今回の目的でもあるので気長に進めていこうと思う。
ソースコードからのビルドは中々大変なのでコレも書き溜めて何処かで出したいと思う。
RHEL8で開発用パッケージ(development)をインストールする時は、
powertoolsリポジトリを有効化してdnfコマンドを利用するとdevelを参照出来る。
RHEL9ではpowertoolsが存在せずどれを参照すれば良いのかと思いつつも、
EPELなどサードパーティリポジトリで回避しつつ誤魔化していた。
昨日、RHEL9公式リポジトリ縛りでlmdb-develをインストールしようとしたのだが、
lmdb-develが存在せずインストールが出来なかった。
RHEL9にはpowertoolsが存在しないため何処からインストールした物かと思いつつ調査したところ、
powertoolsはCodeReady Linux Builder (CRB)という名前に変わっていた様で、
そちらのリポジトリを有効化するとインストール出来た。
“/etc/yum.repos.d/redhat.repo”の抜粋は次の通り。
初期状態は”enabled = 0″で無効化されていた。
[codeready-builder-for-rhel-9-x86_64-rpms]
name = Red Hat CodeReady Linux Builder for RHEL 9 x86_64 (RPMs)
baseurl = https://cdn.redhat.com/content/dist/rhel9/$releasever/x86_64/codeready-builder/os
enabled = 1
gpgcheck = 1
gpgkey = file:///etc/pki/rpm-gpg/RPM-GPG-KEY-redhat-release
sslverify = 1
sslcacert = /etc/rhsm/ca/redhat-uep.pem
sslclientkey = /etc/pki/entitlement/example-key.pem
sslclientcert = /etc/pki/entitlement/example.pem
metadata_expire = 86400
enabled_metadata = 0
sslverifystatus = 1
|
有効化は”enabled = 1″に書き換えるか、”dnf config-manager –enable repository”でフラグを立てると、
次回以降のdnfコマンド実行時に新しいリポジトリを参照する様になる。
そろそろRHEL10がリリースされる筈だし、
最近はLinuxを弄る機会が減っていたので良いリハビリになった。
弄らないと勘も忘れてしまう物なので、少しずつでもコマンドを叩く機会を増やして行きたい。