RHEL9の”devel”開発パッケージリポジトリ
RHEL8で開発用パッケージ(development)をインストールする時は、
powertoolsリポジトリを有効化してdnfコマンドを利用するとdevelを参照出来る。
RHEL9ではpowertoolsが存在せずどれを参照すれば良いのかと思いつつも、
EPELなどサードパーティリポジトリで回避しつつ誤魔化していた。
昨日、RHEL9公式リポジトリ縛りでlmdb-develをインストールしようとしたのだが、
lmdb-develが存在せずインストールが出来なかった。
RHEL9にはpowertoolsが存在しないため何処からインストールした物かと思いつつ調査したところ、
powertoolsはCodeReady Linux Builder (CRB)という名前に変わっていた様で、
そちらのリポジトリを有効化するとインストール出来た。
“/etc/yum.repos.d/redhat.repo”の抜粋は次の通り。
初期状態は”enabled = 0″で無効化されていた。
[codeready-builder-for-rhel-9-x86_64-rpms]
name = Red Hat CodeReady Linux Builder for RHEL 9 x86_64 (RPMs)
baseurl = https://cdn.redhat.com/content/dist/rhel9/$releasever/x86_64/codeready-builder/os
enabled = 1
gpgcheck = 1
gpgkey = file:///etc/pki/rpm-gpg/RPM-GPG-KEY-redhat-release
sslverify = 1
sslcacert = /etc/rhsm/ca/redhat-uep.pem
sslclientkey = /etc/pki/entitlement/example-key.pem
sslclientcert = /etc/pki/entitlement/example.pem
metadata_expire = 86400
enabled_metadata = 0
sslverifystatus = 1
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有効化は”enabled = 1″に書き換えるか、”dnf config-manager –enable repository”でフラグを立てると、
次回以降のdnfコマンド実行時に新しいリポジトリを参照する様になる。
そろそろRHEL10がリリースされる筈だし、
最近はLinuxを弄る機会が減っていたので良いリハビリになった。
弄らないと勘も忘れてしまう物なので、少しずつでもコマンドを叩く機会を増やして行きたい。