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CentOSでzabbix – (02)

2010年08月15日(日) - 01:03 | カテゴリ: Linux

前回からの続き

基本的には『I agree』を連打していればOK
ただし、Check of pre-requisitesの項目で設定ファイルを読み込まない時が結構ある。
最初にapacheとzabbix-serverを再起動させる。
それでも駄目なら、エラーを回避する為に以下の方法を順にやっていけば多分大丈夫。

1. PHPの設定ファイルを動作条件に合う様に書き換える
基本の場所は『/etc/php.ini』となる。
これの動作設定を書き換える。

2. php.iniを読み込む様にシンボリックリンクを貼る
とりあえず次の所から貼っておけば多分大丈夫。
これ以外にも各自インストール設定に基づいて追加する。
貼り付ける先は『/etc/php.ini』 or PHP設定ファイルの場所
/etc/zabbix/php.ini
/usr/local/etc/php.ini
/usr/local/lib/php.ini
/usr/share/zabbix/include/php.ini

3. /etc/httpd/conf.d/zabbix.confを書き換える
このファイルのディレクトリはapacheのインストール設定によって変化する。
よって、locateを使用してzabbix.confを探し出す方が賢明。
書き換える内容は次の様にすると上手くいく。
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/
<Directory “/usr/share/zabbix”>
#この部分は読み込みパーミッション設定
Allow from all

#ここからPHP設定の強制読み込み
php_value max_execution_time 600
php_value date.timezone Asia/Tokyo
php_value memory_limit 256M
php_value post_max_size 32M
php_value upload_max_filesize 16M
php_value max_input_time 600
php_value mbstring.func_overload 6
#ここまで強制読み込み
</Directory>

_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/
なお、上記のファイル(zabbix.conf)は読み込みパーミッションの設定にも使用する。
この部分はググれば他のサイトで設定方法を紹介しているのでそちらを参照されたし。

4. プログラムを書き換える
grepを使用して、全PHPファイルから設定部分の箇所を抜き出し、
それらの箇所を直接値を与える事によって、とりあえず設定画面が通過する様になる。
ただし、サーバ内部のハードウェア状態を熟知している必要がある為推奨しない。

5. PHP & zabbixの再インストール
最後の手段だが、確実に再読込させる事が出来る。
ただし、設定を最初からやる必要がある為非常に面倒くさくなる。

大体の躓く箇所はこの位で全部になる。
他で躓いたとしても、エラーメッセージ等でググれば他所で解説している事が多いので省略する。
また、海外のフォーラムにも色々載っているので参照されたし。

これにて終了。何か思い当たる事が出てきたら新規に追加するかも…?





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