D-Link/DGS-3100-24の妊娠コンデンサ交換手術(その1)
先日、ほぼジャンクでゲットしたDGS-3100-24なのだが、
蓋を開けたらコンデンサが妊娠していたり、破水していたりという状況だったので、
思い切ってコンデンサ交換に踏み切ってみた。
※↑の写真はコンデンサ交換後のPingテスト結果。ちゃんと通信できちょる(`・ω・´)
やるなら、自己責任でやりましょう
今回、DGS-3100-24のコンデンサを交換する為に
千石やら秋月を回って買ってきたコンデンサは以下の物で全部105℃耐久品を選定。
※ちなみに、コンデンサの不良を想定して必要数+1を買ってきています。
- 10v – 1000μF … 9個
- 25v – 470μF … 4個
- 25v – 100μF … 3個
- 50v – 10μF … 3個
- 16v – 1000μF … 3個
- 16v – 470μF … 2個
- 50v – 0.22μF … 2個
他にも、必要なコンデンサがあるのだが、自宅に常備している物で代用出来てしまい、
容量とかをメモするのを忘れたので割愛(´・ω・`)
必要な道具とかは、適当にググれば先人の方が色々書いているので、
そっちを見た方がわかりやすいです(´・ω:;.:…
今回は前回の記事で買ってきたハンダごて『TQ-95』で、ハンダを溶かす事が出来ました。
なので、最低でも90w程度の熱量があればなんとかなりそうです。
そして、まずは基盤とかの分解から。
とりあえず、電源基盤とメイン基板を接続する14ピンと12ピン(実質8ピン)の
コネクタを引っこ抜いておく。
あと、コンセントと電源基盤の接続ケーブルも同様に抜いておく。
今回交換するコンデンサ類はこちら。
- 電源基盤の平滑コンデンサ(?)ほぼ全部
- メイン基板のメインコンデンサ2種類
- メイン基板の補助コンデンサ数種類
電源部は、損傷が激しかったので自力では交換出来そうにない、
でかいコンデンサ以外は全部交換。
さすがに、この大きさのコンデンサを自力交換するのは怖いので、今回はやらなかった。
…というよりも、この容量の105℃品コンデンサ見つけるのが大変
あと、静音化もする為に排気ファンも交換する事に。
今回買ってきたのは、AinexのCFY-40S。ぶっちゃけ、40x40x10ならなんでも良かった
↓のファンが、元から装着されていたケースファン。
ただ、ケースに付いている排気ファンは特注品らしく、
固定穴の箇所が通常の物よりも大きい直径になっていた。
なので普通の固定方法では固定する事が出来なかった(´・ω:;.:…
という事で、ファンに付属している固定ネジとワッシャーを噛ませる事によって、
固定ネジが外側にはみ出ているけれど、ファン自体はなんとか筐体内に納める事が出来た。
ワッシャとかの順番は↓みたいにしてみた。
[筐体内]-[スプリングワッシャー(SW)]-[ワッシャー(W)]-[ファン]-[ゴムW]-[ケース]-[ゴムW]-[w]-[SW]-[ネジ山]
※固定した結果は次回の記事を参照。
また、ファンコネクタの結線も黒と赤を入れ替える必要があるので注意。
こちらの方は、精密マイナスドライバーを端子内に突っ込みつつ、
コネクタケーブルを引っ張る事で、コネクタの端子を入れ替える事が可能。
※こちらもググればやり方が出てくる。
初期搭載されているファンのコネクタは、↓の状態になっている。
なので、買ってきたファンのコネクタを、↓の状態に合わせる(つまり、赤と黒を入れ替える)
ここまで来れば、あとはコンデンサをハンダごて片手に引っこ抜きつつ、
新しいコンデンサのハンダ付けを行っていけばOK
そんなこんなで組立が完了した筐体内の写真は次回記事に続く。