『AlliedTelesis AR570S』を静音化改造してみた (内部冷却)
・前回:『AlliedTelesis AR570S』を静音化改造してみた (排熱系)
排熱用ファンの静音化は簡単に出来たのだが、
問題だったのはスイッチングのコア冷却用ファンの方だった…
という事で、色々試行錯誤して交換してみた。
諸悪の根源が↑。普通の40mm角ファンを使っていてくれれば、どれ程楽だったか(´・ω:;.:…
AR570Sにログインして、システムステータスを見ればわかるのだが、
搭載しているファンは6000rpmオーバーというとんでもない回転数で回っているのがわかる。
そんなこんなで、「そりゃ、うるさいわけだ」と納得出来て「交換するか」となった訳だが。
問題だったのは、VGA用のコアファンをそのまま流用されている点。
というのも、交換用部品としては海外でしか売っていないらしく、しかも粗悪品が多いという情報が。
コア用という事もあり、ファンとヒートシンクとマウンタが一体化しているのも大問題だった。
が、今までやってきた静音化魔改造のアイディアを使って頑張って乗り越えてみた。
………
今後、40mm角ファンへの交換を容易にする為に、
ちっこい3ピンコネクタを普通サイズの3ピンコネクタに付け替える。
しかし、基板のコネクタを抜き取る訳にはいかないので
既存の小3ピンコネクタから普通の3ピンコネクタへの変換ケーブルを自作。
と言っても、秋月に行ったりして部品買ったりジャンク品から持ってきたりで終わったのだが
40mmファンの方は既存の物を取り、新しい物をホットボンド+結束バンドで固定。
というのも既存ファンのネジ止め位置が一般的な40mm角ファンと違う為、
ネジ固定する事が出来なかった。
本当はネチョ固定だけでも良いのだが、流石に24h265D稼働でネチョだけは怖いので、
結束バンドも使用してガッチリと固定をしてみた。
それらを行った結果がこちら。
余ったケーブルは、ビニールテープと結束バンドを駆使してなんとか収めてみた。
で、気になる音の方は普段使いでは問題無いレベルにはなった。
しかし、その分内部温度が上がりやすくなったので常用するには注意がいりそう。
…まぁ正直な所、常用する程の事していないのが現状なのだが(´・ω・`)
……… おまけ ………
搭載されていたスイッチングコアはMPC8555Eという物だった。
スペックシート見た限り、GigabitEtherのコアとしては結構優秀な模様。