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Shuttle DS81にWindowsServer2012 R2を入れてみた

2016年01月23日(土) - 22:59 | カテゴリ: Windows

少し前から「そろそろWindowsServerも使えないとマズイな~」と思いつつ、
PCパーツを色々物色していた筆者。

そんな時、友人O氏が
 O氏「WindowsServer構築する為の物理構成どうしよう…」
 自分「アキバで(一緒に)下見しよう」
というやりとりを経て自分も同席させて貰った所…

なぜか、手元から7万弱が無くなり、代わりにPCパーツが鎮座していたのでした。

という事で、Shuttle DS81を買って来て、WindowsServer2012 R2 x64をインストールしてみた。
ちなみに、今回は久々にベアボーンPCをベースに組んでみた。

今回の構成は↓の通り。OS代を除いて74,000円程。
今回はガッツリ触るのは初めてとなるWindowsServerでAD環境作ったり、
Hyper-VでゲストOSを立てまくりつつ、AD連携を試したいのでコア数とメモリを重視。

ベース Shuttle DS81
CPU Intel Core i7-4770S
メモリ DDR3L-1600 8GB x2
HDD WDC WD7500BFCX
OS WindowsServer2012 R2

最初はSkylake弄りたさとNIC2つ搭載に惹かれて、
Shuttle DH170をベースにしようと考えていたのだが、
パーツ屋を物色していた所、安いi7-4770Sを見つけたのでCPUの対応するDS81に変更。
DH170とDS81の違いと言ったら、対応CPUとUSB3.0の数位なので今回の用途では許容範囲内だろう。
本当は、もっと違う箇所もあるのだが、挙げたら切りが無いので…

そすると、対応メモリも自然と決まってくるのでDD3Lを最大値まで搭載。
以前メモリ代をケチって容量を減らした所、
使っていると足りなくなって載せ替えた事があるので、最初からMAXまで行ってみた。

HDDについても最初はOSをSSD、Hyper-VとかWSUS領域をiSCSIマウントで考えていたのだが、
かなり金が掛かってしまう事になるので、HDDに変更してスモールスタート構成に。
HDDに載るOS(ホストOS)は殆ど弄らないだろうし、
「後でSSDに載せ替えればいいや」と問題を先送りする事にした

排熱が心配だとか、「鯖として動かす構成じゃない」とか突っ込み処が多いのだが、
今回はCPU周波数を抑えた運用も想定していたり、
そもそもの設置場所が涼しい所だったりするので、大丈夫だろうと踏んだ。
まぁ、本稼働する時はメイン/サブのAMD鯖があるので、ゲスト環境をそっちに移せば問題もなかろう。

………



DS81はRS-232Cが2つ、NICも2つという「どう考えても鯖用」というバックパネル仕様。
ちなみに、映像出力はHDMIとDisplayPortなので、D-SUBしか積んでいないモニタは使えない。


ケースを開けると、CPUファンx2と、2.5インチベイが出てくる。
2.5インチベイは厚さ制限は緩そうだったが12mm厚のHDDを乗せるのは辞めた方がよさそう。
ちなみに、バックの雑誌は大きさ比較用の日経Linux。


マウンタとCPUクーラーを取り外した状態がこちら。
SATAケーブルの刺さっている方はSATA3、刺さっていない方はSATA2となる。
SSDを分解してハーフサイズの基板のみにした上で上手く細工をすれば、
SSDを2つ内蔵してRAID化も出来そうだが、かなり窮屈な状態に陥るので今回はやらない事に。
曲がりなりにもサーバ用途なので少しは安全に使いたい(´・ω・`)


CPUクーラーは2本のヒートパイプが、ヒートシンクとスプレッダに直結されているイメージ。
搭載出来るCPUがTDP65Wまでなので、↑のCPUクーラーでも冷却は問題無いのだろう。


CPU・HDD・メモリを全て搭載し、後はケースを閉めるだけの状態。メモリだけ搭載の写真は撮り忘れました…
HDDの搭載と、SATAケーブルのケーブリングが結構難しく、
狭い空間にケーブルをねじ込むのはコツが必要。
と言っても、この辺りは良く考えられていて、
10分程ケーブルと格闘すればなんとか収める事が出来るようになっている。


ケースを閉じた後に、マグネット式のファンフィルターを搭載して完成。
DS81は縦置きが出来ない為、↑の状態で置く必要がある。
その為、埃による冷却不足からの熱暴走が怖かったので、フィルターを設置してみた。
DS81はケースがスチール製なので、問題無くフィルターを装着出来た。

………

実際にWindowsServerをインストールし、クライアントからRDPを飛ばした状態。
クライアントとサーバ間には、Cisco1812が挟まっているので100Mbpsの物理壁が存在している。
1Gbps以上が必要になったら、2本目のNICとVLAN延伸を同セグメントにも伸ばして対処する事になりそう。
その辺りは今までの自鯖運用で(色々と)学んだので対処出来る筈。



OSのドライバは、DS81のWindows8 64bit用をそのままインストールする事が出来た。
WindowsServerだと、ドライバ書き換える必要の出てくる事が多いので、
この辺りのトラブルシュートをしなくて済んだのは良かった。
RS-232Cも問題無く認識しているので、UPSとかの制御も出来そうだった。

Hyper-V環境を構築するのは先になってしまうが、まずはWindowsServerの基礎を学ばねば(;´Д`)
今までサーバはLinux一筋だったから、GUIは食わず嫌い状態だが、
今後の為にも技術を習得しときたい所。





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