ISC DHCPからKEA DHCPへ移行作業中
2020年01月11日(土) - 18:42 | カテゴリ: Linux
自前でDHCPサーバを構築すると行ったら、ISC製のdhcpdを利用するのがセオリーな現状。
ただ、コレにも問題があり既に開発が終了している上、
設計が古い事から設定反映に再起動が必要な問題がある。
“ns-lab BB”もdhcpdを利用し続けていたのだが、
ビルドする為にソース改変が必要だったり、EUI-64に標準対応していなかったりと問題が多かったので、
自鯖刷新に合わせてkea-dhcpに移行する事とした。
従来、kea-dhcpはフェイルオーバーが実装されていなかったのだが、
Kea v1.4で実装されたので冗長化も図りやすくなった。
また、バックエンドを共通DBにしてしまえば、
ルータのhelper-addressに複数IPを記述する事で冗長化を図る事も出来る。
現在、IPv4環境用のkea-dhcpを構築したので実際に使ってテスト中。
近日中にIPv6環境用も構築し、両プロトコルで移行が出来るのか検証を進めつつ、
ある程度の構築ナレッジが溜まったらwikiにメモ予定。