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Archive for the ‘Linux’ Category

リバプロ配下のSquidでSSL複合化をしてみた

2023年01月04日(水) - 21:41 | カテゴリ: Linux

近頃のWebサイトはHTTPS接続が多くなっており、
通信経路上のProxyやFirewallでトラフィックを見れなくなっている。
そこで重要になるのがSSL複合化を実行する事で、
PCとサーバ間のSSL/TLS通信を一度解いてトラフィックを監査する手法となる。

いわゆる中間者攻撃をセキュリティ設備で実行する事になるのだが、
複合化・最暗号化はシステム負荷が高くエンタープライズでは専用装置を用いるのが常となる。
とは言っても、SquidでもSSL複合化は可能で検証程度ならコレでも十分だったりするので、
自宅サーバで運用しているSquidにもSSL複合化を実装して、負荷がどんな物かテストしてみた。


ZabbixのLLD自作してZFSプールを監視してみた

2022年12月25日(日) - 22:59 | カテゴリ: Linux

Zabbixは初期状態でも監視テンプレートが大量に用意されており、
初期テンプレでもサーバステータスやネットワーク機器のSNMPを叩いて監視出来る。
しかし、意外とファイルシステムのZFS監視が実装されていなかったりする。

LinuxでZFSを使う事は稀だし筆者の環境でも問題になっていなかった。
しかし、ProxmoxでRAIDっぽい事をしようとするとZFSを使う事となるので、
ディスクプールの空き容量を監視出来ないのが問題になった。

ずっと放置していたのだが、やる気と時間が復活したので調査。
Zabbixのローレベルディスカバリ(LLD)とユーザーパラメータ(UPs)で簡単に実装出来たので、
作り方をメモっておこうと思う。


RHEL9の証明書でハマった

2022年10月22日(土) - 20:55 | カテゴリ: Linux

5月にリリースとなったRHEL9を弄って感触を試しているのだが、
Ansibleから設定変更しようとしたら嵌ったので備忘録。

“ns-lab BB”はRHEL7系(CentOS7)を始め複数のディストリビューションを使っており、
互換性維持の為にSSH用の公開鍵もワザと暗号強度を下げている。
コレが問題でAnsibleからRHEL9を操作しようとしてもSSH接続が出来ず確認に時間がかかった。

原因は明確でRHEL9でCryptographic Policieが変更となった為。
デフォルト状態ではCentOS7の標準公開鍵と互換性が無かった。
解決するのは簡単で、暗号鍵を対応している物にするかポリシーをLEGACYに変更すれば良い。

# update-crypto-policies --set LEGACY
Setting system policy to LEGACY
Note: System-wide crypto policies are applied on application start-up.
It is recommended to restart the system for the change of policies
to fully take place.

アプリケーションの再起動が必要となるので、
手っ取り早くOS自体を再起動すれば変更後のポリシーが適用される。


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