2016年07月03日(日) - 22:25 | カテゴリ:
PC
前から欲しい欲しいと思っていた、二つのインターフェースなのだが、
キーボードとマウスが普通に使えていた事もあり先延ばしにしていた。
しかし、長年使ったキーボード(茶軸)とマウス(MX1100)にチャタリングが出るようになった。
最初は設定変更や基板の半田流し込みでなんとか凌いでいたのだが、
とうとう1押下で5入力したり、1クリックがトリプルクリック状態になり、
そろそろ限界かと思ったのでリアフォとMX2000を買って来た。

今回購入したのは、RealForce 91UDK-Gと、Logicool MX2000の二つ。
ちなみに、この記事は上2つのインターフェースを使って書いてみた。
実は4年程前に毎日A4紙10枚分位の文章を打っていた時期があり、
その時は手首の負荷軽減の為に変荷重タイプのリアフォを使っていた時期があった。
しかし、その時期が過ぎ去りキーボードは他の人に譲った為、ずっと茶軸を使っていた。
個人的には茶軸も好きではあるのだが、
流石に7年も同じキーボードを使い続けていると、スイッチが駄目になってしまった。
そこで、茶軸と似たフィーリングで耐久性申し分無しの、
オール45gタイプのリアフォを選択してみた。
ちなみに、サブPC用のキーボードは引き続き茶軸を使い続ける予定。
やはり、たまに茶軸のカタカタ音を出しながらshellを打ちまくりたい気分の時もあり…

テンキー無しのキーボード。テンキーはこちらも茶軸タイプが別途あるので、そちらを流用。
………
写真撮り忘れたが、マウスについてもMX1100からMX2000に入れ替えてみた。
レーザーの出る箇所がMX1100の人差し指辺りから、
MX2000の真ん中辺りに変わった事もあり、こちらは慣れるまでに時間がかかりそうな予感。
ひとまず、この状態でメインPCとサブPC周りの変更は一段落。
以前程、自宅でPCを触る機会が減ってしまったが、
メインでshell叩く環境だけはちゃんと整備して置きたい人種なので悔いは無い (`・ω・´)
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2016年07月02日(土) - 20:50 | カテゴリ:
Network
先日、某所のルータコーナーを物色していたら、Cisco892JがあったのでIYH!
内部掃除済みとの謳い文句だったのだが、中身を確認したい欲が出てきたので。
毎度のCisco892Jを分解してみた。

892Jは前面が少し湾曲しているのが特長。
フラットデザインのルータ・スイッチが多いCisco製品にしては珍しい品。



インターフェースはGigabit x1、FastRouted x1、FastSwitch x8、他多数。
排気ファンが1個付いているのだが、ファンの排気先に難有り…
そして、実際に分解したのがこちら。上がルーター前面、下がポート側。

真ん中辺りにある黒いヒートシンクがルータのCPU部分で、
右下のM印チップがギガビットのスイッチングを受け持っている模様。
メモリモジュールはDDR2-SODIMMっぽいので交換出来そうだが、
手持ちのDDR2メモリが無かったので、後日ジャンク品を買ってテスト予定。
排熱については、右サイドに吸気ファンがあり、左サイドに排熱出来るように… なっていない!
ファンの対向はシャーシが壁となっており、熱せられた空気が排気できない構造になっている。
さらに、ファンの下(ポート側)もプラ板で壁を作られており、こちらからの排熱もできない構造に…
なんでこんなダメダメな設計にしたのかが謎だが、
「892Jは排熱が低いので大丈夫」とか思って設計したのだろうか…?
………

型番で調べると、DDR2-533(PC2-4200)の256MB品の模様。

基盤にはボタン電池が乗っている。恐らく時計同期用のボタンだと思われる。


排気ファンは通常の3ピンコネクタで、40x40x20mmの物。
1812J静音化で毎回やっている様に、市販ファンのピン配列を修正すれば交換出来ると思われる。
………
色々と物理修正しないと実用出来ない箇所がある為、本格的な導入は相当先になりそう。
そもそもns-lab BBの場合、コアルータには帯域を求めない設計にしている為、
1812Jでも問題なくルーティングが出来ている。
サーバセグメントのゲートウェイルータだと、100Mbpsだと全く足りないのだが…
891と1812は形も大きさも似ていて物を設置しやすい事や、
1812Jは中古市場が潤沢なので、万が一壊れたとしても直ぐに代替品を入手出来るのがメリット。
そんなこんなで、「このまま1812Jで安定稼働させても良いのでは」とも思ってきたのだが、
折角購入した892なので、排気口を作ったり、ファンを交換したりして遊んでみようと思う。
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2016年06月19日(日) - 23:52 | カテゴリ:
Network
ns-lab BB機器更新で使うCatalyst2960Sが届いたので、
昨日に引き続き、分解しながら筐体内の掃除をやってみた。

Cat2960Sと言っても、今回はデータセンターとか一般企業でも現役稼働しているであろう、
「Catalyst2960-S 48TS-L」を奮発して買ってみた。
ちなみに、自分も以前使った事がある機材であり、個人的に親しみあるスイッチという点と、
今回機器更新をするに辺り、L2SWを2台体制から1台に集約する目的もあったので、
『それならCat2960S 48ポートだろう』という事も後押しとなった。
先の通り、現在のns-lab BBはL2SWを2台体制にして、LANポートを30個以上占有している状況。
しかし、後に購入予定の仮想サーバ共有領域用NASへの帯域確保と可用性向上の為に、
ギガポート4本によるLAGを組む必要があったのだが、
LAG仕様の関係もありL2SWx2だと色々と問題があった。
例えば、2台のL2SWを跨いで4ポートLAGを組むには、ポート片寄せとか色々小細工が必要になり、
設計としても運用としてもベリーハードモードになるので、やりたくなかった ヘ(゚∀゚ヘ)
そもそも、別筐体でLAGは組む事が出来ないし、頑張っても片寄せ運用でお茶を濁す事しか出来ない

刻印がシール痕で燻んでしまっているが、前オーナーが筐体ホスト名とかを貼っていたのだろう。
他の2960Sと同じく、刻印は「Catalyst 2960-S Series」に統一されている。
早速、2960Sをバラしてみる。

上の写真と、以前バラした2960Gを比べると中身が大きく違う事がわかる。
特に、スタックモジュールの搭載箇所と、それに伴うLSIの増加、
電源部の補強などが大きな変更点になっている。
たぶん、黒いヒートシンクの下がスタックモジュールの処理チップ、
銀色ヒートシンクの下が、筐体全体のパケット転送処理を行うチップかと思われる。
逆に2960Gと同じなのは、排熱ファンの形状とメイン基板に
コンデンサがあまり乗っていない位。
用途不明のファクトリー端子っぽい物もちゃんと乗っているので、
元から2960Gを意識した造りにしているのかもしれない。
………

ちなみに、排熱ファンの電源端子は2960Gと同じく4ピン物になっている…
たぶん、市販のブロアーファンを買って来て接続端子を改造すれば交換出来るだろうが、
ちゃんと電圧とか測ってからでないと交換は怖いので、今回は純正ファンのまま本稼働する予定。
あと、↑の写真を見ればわかると思うが、メイン基板の固定ネジの頭が、
トルクスになっており、一般のご家庭にありそうな
プラス・マイナスのネジでは分解出来ないようになっている。
………
これで、現在稼働中の「Catalyst2960G」と「AT-X900-12XT/S」の2台を、
保守+検証機に変更する段取りが整った。
ちなみに、フルロード時の消費電力を比較すると、
-
Catalyst 2960-S 48TS-L:52W
-
Catalyst 2960G 24TC-L:72W
-
AT-X900-12XT/S:120W
なので『そりゃ、部屋が暑くなるわ』と納得する代物だった。
今回L2SWを1台に集約する事で、単純計算で4分の1に商品電力が落ちるし、
排熱も減る筈なのでお金を掛けて2960Sを買って良かった。
これで物は揃ったので、現在のコンフィグ内容を2960S用に落とし込む作業をやらなければ…!
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