2016年08月09日(火) - 23:31 | カテゴリ:
Windows
普段はMicrosoftのパッチなんか見向きもしないのだが、
今回は久々に大きめなパッチが配信されていたので適用してみた。
~ AnniversaryUpdateとは ~
Windows10の大型アップデートの事で、
(厳密には違うが)ServicePackの様な物と捉えればOK
自宅のWin10機は安定性重視で使っている為、全てCBでパッチを当てている。
そして、今回のAnniversaryUpdateについてもCBで自動配信されるようになっている。
しかし、条件はわからないのだが、稀に自動配信されない環境があり、
その場合は「Windows10 更新アシスタント」でパッチを手動適用すればv1607に出来る。
ちなみに、ns-labではWin10機が3台あるのだが、
1台は自動配信でv1607を適用。1台は手動でv1607を適用。
ラスト1台は現状維持でv1511のまま(自動配信でアップデート予定)としている。

winverを打つと「バージョン1607・ビルド14393.10」に更新されているのがわかる
まだ殆ど使っていないので、なんとも言えない所なのだが、
自分が使っていた限り判った点をメモ。
- アンインストールしたWindowsビルトインアプリが強制再インストールされる
→ PowerShellからアプリをアンインストールすればOK
- 以前のWindows10 [v1511]がCドライブ直下にWindows.oldとして残る
→ Cドライブのクリーンアップで「以前のWindows」を消せばOK
- 一部のドライバが勝手に削除される
→ 赤外線モジュールとPCカードのドライバが勝手に削除された………
- スタートメニューが大きく変わった
→ 「すべてのアプリ」がデフォルト表示になり、「電源・設定」等がボタン化
- アクションセンターのタスクトレイアイコンがデカくなる
→ 言語の右・時計の左に来るので、個人的には嬉しい変化
v1607パッチの目玉機能としてはCortanaの強化、WindowsInkなどがあるらしいのだが、
どちらも自分は使わない機能なので放置中。
まだまだ未検証の所が多いが、時間ある時にゆっくり検証しようと思う。
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2016年01月31日(日) - 23:37 | カテゴリ:
Windows
クライアント用WindowsOSのアンチウイルスソフトと言うと、
MS標準のアンチウイルス、AVG等の無料ソフト、
ウイルスバスターとかの有料品など色々な種類が存在する。
しかし、WindowsServer用の有料品は法人契約限定だったり、
フリーはそもそも無かったりしてウイルス対策が蔑ろにされている事がある。
「WindowsのFWで制御しているから問題無い」という玄人は置いといて、
一般用途としてノーガード戦法は怖すぎるのが昨今のInternet界隈。
なのに、アンチウイルスを入れられないというのは、なんとも歯がゆい状況(´・ω・`)
「だったら、家庭用アンチウイルスをWindowsServerに入れれば良いじゃ無いか!」
という事で思い立ち、家庭用アンチウイルスソフトをWindowsServer環境にインストールし、
ソフトウェアが動作するのかを実際に調査してみた。
今回のテストはHyper-V上に下記のOSを構築してテスト。
また、ウイルス検知のテストは行わず、単純に“インストールして使えるか”を確認してみた。
CPU |
Intel Core i7-4770S 3.10GHz |
MEM |
2048MB |
HDD |
50GB |
OS |
WindowsServer2012R2 x64 |
実際にテストしたアンチウイルスソフトの一覧もこちらの通り。
流石に全品購入する財力は無いので、
各アンチウイルスの“2016/01/30″時点の最新体験版を利用した。
検証手順は、
- Hyper-V上にアンチウイルスをインストールしていない仮想OSイメージを作成
- 仮想環境のスナップショットを取得
- 仮想環境上にアンチウイルスをインストール (プログラムの互換性オプションは未使用)
- アンチウイルスのパターンアップデートとフルスキャンを実行
- この時点で問題無ければ、”普通に使える”と判断して検証終了
- スナップショットまで切り戻し
- [2~6]をくり返す
そして、実験する事丸二日。
ひたすらインストール・スナップショット・アンインストールをくり返してみた。
………
※ここから先は、メーカーサポート外の操作となります
実践してセキュリティが担保出来なくても自己責任となりますのでご了承下さい
色々とインストールした結果、日本で有名な有料ソフトは軒並みインストールが出来なかった。
流石に大きい所はサーバ専用のアンチウイルスを出しているし、「そりゃ当たり前だ」という結果。
そもそも、クライアントOS用のアンチウイルスをサーバ用として使うのは、
ソフトウェアの方向性からして色々違うので、
インストール自体を出来なくするのは自然な流れなのかもしれない。
逆に、日本でもあまり有名じゃなかったり、海外のアンチウイルスソフトは、
クライアント用アンチウイルスをWindowsServerにそのままインストール出来てしまった。
単純にOSチェックを省いている結果だと思うのだが、適当に数日使ったり、
EICARを突っ込んで検知テストとかもパス出来たので、普通に動いている模様。
多分、OSに依存しないソフトウェア構成だから、使えているのだろう。
ちなみに、クローズ環境のWindowsServerにG DATA(以前の余りライセンス)を突っ込んだ所、
リアルタイム検知・FW・NWスキャンも問題無く動作している。ありがたや~
………
そもそも、自宅でWindowsServerを使う人は勉強がてらテスト導入するか、
ガチの自鯖勢が運用とかだと思うが、勉強環境だからこそ安全に運用する為に
アンチウイルスは是非とも入れて貰いたい所。
だからと言ってクライアント用を使い続ける自分もどうかと思うが…
ちなみに、個人が普通に購入出来る料金だと、ESET File Securityとかになるのだろうが、
これでも1ライセンス17,000円(更新は10,000円)なので尻込みしてしまう価格設定。
無い物ねだりと言えばそれまでだが、是非とも個人が購入出来る
WindowsServer用アンチウイルスを出して欲しい所である。
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2016年01月30日(土) - 23:13 | カテゴリ:
Windows
先日構築した、WindowsServer環境にHyper-Vを構築してみた。
で、さすがにそのままは勿体ないので、適当にWindowsServerを突っ込んでみた

と言っても、よくある構成なので普通に動いている。
将来は、このHyper-V上で色々とサーバを立てたいので、
ゲストOSのイメージをiSCSIか何かに移動予定。
だけど、仮想環境の同時書き込みに耐えられる装置だとすると、
それだけで良いお値段する物なので、最終的にどうしようかは思案中。
ともあれ、現状はお試し状態なので、弄れる間に弄っておきServer2016に備えておく事に。