2023年02月25日(土) - 19:51 | カテゴリ:
ゲーム
購入頻度が下がってしまったが、その分プレイしたい物に限定して買っているとも言える。
今月は待ちに待ったあのゲームが発売される月だったので、予約券と物を引き換えてきた。

ついに、枕の「サクラノ刻 -櫻の森の下を歩む-」を初回版で購入。
続けてプレイしたかったので、前作の「サクラノ詩 -櫻の森の上を舞う-」を敢えて積んでいたが、
コレでやっと両方をプレイする土俵が整ったとも言える。8年も待ったので時間をかけて読まねば。

ゆずソフトの新作も予約済。
コチラは当面先なので他のゲームを進めながら待つ事に。
2023年02月18日(土) - 16:31 | カテゴリ:
自作PC
世の中にはデータセンターで稼働するサーバを自宅に導入して遊ぶ人種が一定数いる。
筆者も同じような者で、Cisco機材などネットワーク機器をメインに自宅で動かして遊んでいる。
大体の人は騒音と戦いながら運用している筈だが、
稼働部位が存在する排気ファンは経年劣化から摩耗が生じてしまい、
常時動かすネットワーク機器の騒音爆上げに繋がる事が多い。
また、データセンターで稼働する事を前提とした物は冷却効率に特化した設計かつ、
市販品とは違うハイグレード品を使っている事が多く、自作PCパーツで代用が効かない事も多い。
結果、ファンが壊れた時の修理を自前で実施する必要が出てきてしまう。
サーバではあるが、昨年から自宅サーバに順次導入しているTM200がまさにコレで、
4ピンPWM対応の40×40×28mmというレアな代物なのに、
ファンコネクタが通常の3-4ピンコネクタよりも小さい上、
GPUに使われているコネクタよりも若干大きいサイズで市販品が合わない困った物だったりする。
掲示板や先駆者のブログにも詳細が書かれておらず、
元のファンを切断して他のファンを繋ぐ様に書かれている位だった。
それだと流石に困ってくるので、数個のコネクタを発注して実際に確かめてみた。
結果、ProLiant TM200に合致コネクタが判明した。
HPE ProLiant TM200に合致するコネクタは、Molex PicoBlade 1.25mm 4pin PWMだった。
実際に交換もしてみたが、凹凸含めピッタリ噛み合ったのでコレでコネクタ問題は解決できる。
極小コネクタになるのでケーブルをカシメるには相当のスキルが必要だが、
マルツを探すとEdgeKey製の結線済コネクタを売っている。
割高ではあるが、カシメに不慣れならPicoBladeコネクタだけは買ってしまうのを推奨。
………
排気ファンは特注品で、DELTA FFB0412UHN-D 5500RPMとなる。
似たような型番で、DELTA FFB0412UHN-Cなど英字違いが出てくるが、
コチラは1Uマウントサーバ用の10000RPM越え超高速ファンになるので騙されない様に注意。
試しに似たような型番の14000RPMファンをTM200に取りつけてテストしてみた所、
飛行機が離陸する様な爆音が常に起きていたので、自宅で使ったら確実に近所迷惑の音だった。
前述の通り、40x40x28mmかつPWM対応4ピンファンは特注品が多く早々売っていないので、
Alibabaから個人輸入するか、20mm厚のファンにスペーサを無理やり付けるのがセオリーになる。
ファン交換改造は放置中で他の事に手を出しているが、
ジャンク屋でパーツをかき集めていつかはチャレンジしたい所。
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2023年02月16日(木) - 23:55 | カテゴリ:
Linux
SDNと聞くと、ネットワークをソフトウェア制御する事を浮かべる人が多いはず。
2014~2015年頃にバズワードになって爆誕した後、巷で持て囃された後に衰退期を迎え、
EVPN・VXLANを引っ提げる事で、やっとネットワーク屋に迎えられた気がする。
そんなSDNだが、リソース集約とネットワークの仮想化と言われるだけあり、
高密度にリソースを集約する仮想サーバと相性が良かったりする。
AWSっぽいIaaSを構築出来るOpenStackも一種のネットワーク仮想化技術を用いているし、
VMwareも専用のSDNソリューションを抱えていたりする。
………
VMwareに年貢を払いたくな人向けのソリューションとして、
OSSのProxmoxという仮想サーバアプリケーションがある。
筆者も最近はProxmoxにハマっており、サーバを作ってはぶっ壊すを繰り返して遊んでいる。
Proxmoxでネットワークを組む場合、Linux SwitchかOpen vSwitchの何れかを使う事になるが、
ふと『Open vSwitchが使えるなら、EVPN・VXLANを喋れるのでは?』という疑問が生じた。
アプリケーションがあるならSDNコントローラも準備されていそうな気がしたので調査したら、
まさにVMwareっぽい仮想スイッチも搭載できる事がわかった。
やり方は公式ドキュメントにSDNオーバーレイを構築する設定方法がそのまま載っていた。
標準ではインストールされていないので表示もされないが、
“apt install”すると追加パッケージがインストールされてSDNが使える様になる。
# apt install libpve-network-perl ifupdown2
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libpve-network-perlをインストールすると、Proxmoxのデータセンター画面にSDN項目が追加され、
EVPN・VXLANを直接設定出来る様になる模様。
設定箇所でオーバーレイネットワークを設定すると、ノード間でトンネルを直接張る様になる。
実際の処理速度やCPU負荷などは未知数だが、Proxmoxで手軽にSDNを組む場合には候補に挙がるはず。
テスト目的でSDNを作る場合、Cisco CSR 1000vやArista vEOSを用いてEVPNとVXLANを組む例が多いが、
Proxmoxで使おうとすると仮想スイッチの制御が煩雑になる。
煩雑な部分を排除しつつ簡単に組めるならメリットもあるので、採用例が今後増えるかもしれない。
とは言っても、ns-lab BBのサーバは仮想ホストはゲストサーバを動かす事に専念させて、
ネットワーク構築はゲストサーバ層で仮想ルータを動かすポリシーなので、実践投入は見送りになりそう。