2024年12月28日(土) - 22:30 | カテゴリ:
Linux
Zabbix 7.2.0が12月10日にリリースされた事に気づかず年末になってしまったので、
休みを使って自鯖のZabbixを7.2にアップグレードしてみた。
今回はLTSからのマイナーアップグレードという事もあり、目に見えて大きな変化は見当たらなかった。
主にテンプレート関係の拡充と内部処理の最適化が行われている様で、
刺さる機能が無ければスキップしても良いかもしれない。
画像は自作したダッシュボードだが、特に変化は見当たらなかった。
以前の大型アップデートではグラフが表示されなくなる事もあり、
再発を若干気にしていたものの杞憂に終わった。
筆者は利用してないが、今回からバックエンドDBとしてOracleがサポートされなくなった模様。
使うシーンは稀とは思うものの、エンタープライズ環境で利用している人は気を付けた方が良さそう。
2024年12月22日(日) - 15:30 | カテゴリ:
雑談
プライベート多忙もあり新刊頒布も危ぶまれた状態だったものの、
折角のサークルスペースなので短時間で執筆出来る物を出して書いてみました。
C105のns-lab BBは、筆者が自宅サーバで運用しているメールを題材に、
無料でDMARCレポートを解析するSaaSサービスの紹介本となります。
Web Catalog |
サークル名 |
NSL(エヌ・エス・エル) |
執筆者 |
nowsky |
配置スペース |
12/30(月) 西2ホール い31b |
ジャンル |
同人ソフト(213) |
頒布価格 |
100円 |
価格は毎度おなじみ100円なので、是非とも気軽に読んで貰えれば嬉しい限り。
既刊も数冊持参するのでコチラもお手に取ってもらえれば。
コミケまで残り1週間を切り同人サークルや一般参加者も準備に余念がないと思いますが、
C105の現地でお会いしましょう。
2024年12月21日(土) - 23:29 | カテゴリ:
Linux
ns-lab BBのメールサーバではマルウェア対策でamavisとclamavを利用しており、
postfixからプロセス間通信でメールをリアルタイムで投げ込む様にしていたりする。
先日メールサーバをメンテナンスしていた所、
プロセス間通信の箇所が上手く動かずデータをロストしている事がわかった。
調べてみたら、プロセス間通信用のソケットファイルがsystemdでパス強制化されており、
本来の設定が上手く反映されておらずデータ損失をしていた。
amavisやclamavの設定を変更する事も考えたが他サーバとも構成を統一したかったので、
強制上書きされたファイルの保存先を書き換えてみた。
実施した事は簡単で、”systemctl edit example”でsystemdユニットファイルを上書きするのみ。
記載する内容にコツがあり、正規のユニットファイルで保存されたデータを一度初期化してから、
上書き内容を追記する必要があった。
例えば、ListenStream・SocketUser・SocketGroupを変更する場合、
“systemctl edit example”で実行した後に次の内容を追記する必要がある。
以下サンプルはソケットの設定だが、systemdユニットファイルでも同様の事が出来る模様。
[Socket]
ListenStream=
SocketUser=
SocketGroup=
ListenStream=/var/run/example/service.sock
SocketUser=exauser
SocketGroup=exagroup
|
最初に設定を初期化をしないと、変更前のユニットファイルで設定した内容に追記する形となる。
コレに気づくまでに丸一日を溶かしてしまった… (´・ω・`)
挙動についてArch Linuxのコミュニティーにも記載があるので詳細は以下の内容も読んで欲しい。
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