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縦置き型ロードバイクスタンドを自作してみた(組立編)

2013年08月16日(金) - 11:38 | カテゴリ: 雑談

※ 作成経緯や材料に関しては準備編参照の事

図を書くのが下手くそな自分が作成したラフやら組立用手順(下書き)の図

上画像は『すごく… (解像度が)大きいです…』なので注意

図だと、補強用の支えを入れていなかったりするのだがそこはご愛敬。
作成した物にはちゃんと補強を入れてあります。

1).材料の切断
木材の切断寸法は下図の通り。

“(3)L,(3)R,(6)”の木材に記載されている灰色の切り落とし箇所は、
木材の1辺と同じ長さで切り落とす。
要は、“(3)L,(3)R”は89x89mmで三角に切り落とし、(6)は40x40mmで切り落とす。

その他の切り落とし箇所は、30x30mmの三角で落とす。
切り落とし辺の長さを長くしてもOKだが、
40x40mmを超すと他の材料と干渉するので辞めた方が良いかと。

上記の切り落とし箇所はノコギリを使って自分で切断をする。
それ以外の大きな箇所(各木材毎)は、ホームセンターの木材カットサービスを活用。
楽出来る所はとことん楽をするのが自分の主義。

2).組立
組立時には、
・下穴を開け
・接合部に木工用ボンドを塗って
・貼り合わせ
・インパクトドライバーでビス留め
の作業をひたすら繰り返す。

殆どの箇所ではΦ3.8x32mmのビスを使用すれば良いのだが、
“(4)D,(5)”接合部等の“32mmビスでは長さが足りない箇所”については、
Φ4.0x50mmのビスを使用する。

また、挟み込みでビスを打つ時に左右同じ箇所から打ってしまうと、
内部でビス同士が干渉する可能性があるので、最低でも10mm程ずらしつつビスを打っていく。

…本当なら、ビス留めする箇所も書くべきなのだろうが、面倒臭くなったので割愛
(◜◡‾)┏=ー ( ゚д゚)・∵. ターン
…記事の下部に完成写真があるので、そちらを参考にしてください。

3).仕上げ
ビス留めが完了したら、紙やすりを100番から順番にかけていく。
この段階を丁寧に行っておくと、仕上がりが綺麗になるのでヤスリが使えなくなるまで丁寧行う。

ヤスリがけが完了したら、適当な布(気無くなったTシャツやらYシャツやら)を使いつつ、
床用ワックスを塗り込んでいく。
この時に、ワックスが乾くまで毎回待つのは面倒なので、
・1回目塗り込む
・から拭き
・2回目塗り込む
・から拭き
という行程を繰り返す。
綺麗な仕上げにしたいなら、大体5回程度行えば木目が浮き出つつ艶も出る。

後は、クランク固定用ベルトを装着したり、試しにロードバイクを載っけてみたりして、
設計通りになっているかを確認を行う。
確認が出来たら、接着に使用したボンドを乾かす為に24時間放置して完成。

完成した物やらはこんな感じになる。
※ビス留めをする箇所の参考にもどうぞ



自分は、面取りやらバリ取りやらをする方なので、角張った箇所はできる限り無い様にしてみた。

自分はこの段階で完成にしたが、人によっては底面にキャスターを付けて動く様にしたり、
前の部分にも支えを追加しておいて、T字支えからH字支えにして強度を増やすのも良いかもしれない。
あとは、仕上げを↑よりももっと綺麗にしたり、ペンキを塗ってみたりするのも有りかと。

………

そんなこんなの、お盆に行うオトナのDIYだったのですが、いかがでしょうか?
確かに既製品は壊れにくかったり、設計がちゃんとしてはいるのですが、
今回作成した物だと万が一壊れても簡単に修理出来ますし、
何より、コンポを取っ替えたりするのが日常で工具の使用にも慣れているだろう、
ロードバイク乗りの方々は収納スタンドを自作してみるのも面白いかと。





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