サブPCをThinkCentre M73 Tinyでリプレース
以前はサブPCもPCパーツを組み合わせて自作機を1台使っていたのだが、
CPU等のスペックアップもありサブPCまで自作する必要性もなくなってきた為、
一線を退役したノートPC(ThinkPad x230)をサブPCとして使い回していた。
ただ、ノートPCを使い続けるのも限界が来てしまい、通信が出来ない等の物理不具合が出てきた。
無線でLAN接続すれば使えなくもないのだが、接続元制限をしている自鯖メンテの為にも、
メイン・サブは有線接続を維持したかった事と、USB接続NICは排熱の関係で常用したく無かった。
そんな中、アキバの中古屋とかヤフオクを巡回していた所、安いThinkCentre M73 Tinyを発見。
OS無しの中古品ではあったのだが不具合箇所も無さそうなので購入してみた。
CPUに高負荷をかけると80度程まで熱くなるので、
熱が伝わらない様にする為、すのこタンと100均のクッション材を使って下駄を履かしてみた。
今回のスペックは次の通り。
サブPCは、ブラウジング・メールチェック・Twitter・音楽再生用なのでCPUはそれなりで良いが、
これらを同時実行してもメモリ不足に陥らない必要があった。
その為、CPUは2コア4スレッド・メモリは最大16GBまで搭載出来るM73は丁度良かった。
BASE | Lenovo ThinkCentre M73 Tiny |
CPU | Intel Corei5-4570T |
MEM | CFD W3N1600CM-8G x2 |
SSD | WesternDigital WDS250G2B0A |
OS | Windows10 Pro 64bit |
という事で、サブPCとは言っても16GBのメモリを搭載。
DDR3はチップによってBIOSが立ち上がらなかったりする為、メモリ選定が一番苦労した。
使えそうなメモリをTSUKUMOで物色した所、
稼働確認が取れているが少し高いCrucial製の物と、今回購入した安いCFD製の物があった。
値段をみたら交換保証を付けてもCFD製を買った方が安かった為、
交換保証を付けてCFD W3N1600CM-8Gを買った所、普通に起動する事が出来た。
………
今回はサブPCとして頑張って貰いたい為、
CPUクーラーのグリスアップとコイン電池の交換も実施。
デスクトップ用のCPUクーラーならグリスをセンターに盛ればテンションで広がる為、
普段の要領でグリスを盛ったらテンションが思った以上にかからず熱暴走が発生。
2回目はグリスをヘラで伸ばした上で締め直したら、温度が許容レベル(45~50度)まで下がった。
コイン電池の方は取り外す事を想定していないのか、固い状態で固定されていた。
四苦八苦したのだが、最終的にはピンセットと爪楊枝を使って取り外し、
電池ホルダーを壊さずに交換する事が出来た。
………
サブPCとして利用開始してから1ヶ月程経過しているが問題無く好調に動いている。
ゲームとかエンコーディング、レンダリングなど第一線で戦うには役不足だが、
メール、Webブラウジングなど軽作業を垂れ流す丁度良いサブPCとして再利用出来た。
M73/M93は秋葉原だとIBM Refreshed PC品が出回っているので、OS込みで購入するのも良いと思う。
ThinkCentre/ThinkPadはメンテナンスシートが公開されていたり、
Youtube辺りに分解動画もあって自前で弄り安いのもメリットの一つ。
ジャンク品を組み合わせて格安の1台を作る事も出来るので、
サブPCを組む程ではないが、どうしようか迷っている人には是非ともお勧めしたい。
第4世代(Haswell)のCore-i3から、第2世代(Sandy Bridge)のCore-i7に換装ですかね。
GPU周りは性能落ちるかもですね。
第4世代から、第5世代(Broadwell)への換装の方が、良いかもしれません。
i7はi7でも、世代が古いと、性能はそんなに良くありませんので。
今までIvy/Sandyで頑張っていた中、
やっとの思いでHaswellへ移行出来た流れですね。
サブPCは軽作業しかやらない事もあり、
投げ売りされていたHaswellにしてみましたが、
半年経過した今でも元気に動いてるので脱却の良い切っ掛けになりました。