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ネットワークカメラ「ATOM Cam」を買ってみた

2020年06月06日(土) - 19:41 | カテゴリ: PC

弄り倒してないので、今回は購入報告のみ掲載ーーー

テレワーク増加によってWebカメラの品薄問題が出てきたりしているが、
筆者はノートPCに搭載しているWebカメラを使っているので騒動は回避できている。
そんな中、情報源として読んでいるINTERNET Watchを見ていたら、
ネットワークカメラとしつつも、ファーム書き換えでUSB接続Webカメラとしても使える、
ATOM Camについて特集が組まれていた。

普段ならスルーするのだが、クラウドファンディングから誕生した物で価格以上に多機能なのと、
実売2,500~3,000円とかなり安い事もあり、物は試しで買ってみた。


録画機能を試す為にSDカードも購入。安かったので16GBを購入。


内容物は、カメラ本体・取扱説明書・電源ケーブル・電源アダプタの4つ。
パッケージ自体も簡素化しており、プチプチの様な緩衝材は無く、代わりに段ボールで固定してあった。

ATOM CamはAndroid/iOSのアプリから設定を行うので、端末が別途必要になる。
アプリのUIはシンプル設計になっておりマニュアルを読まなくても何とかなる。
筆者の場合、実測5分程度でカメラと端末でペアリングが完了した。

HD画質で撮影している時のNWトラフィックは、100~200KB程度でWebカメラとしては軽め。
5GHz無線では動かないがIPv4/IPv6関係なく正常動作し、カメラをIPv4にした上でNAT64/DNS64でも接続出来た。
通信を見た限り、HTTPSでセッションを張れればピアリングできる模様。
解析途中なのでまだ詳細を書けないが、ファームウェアを改造して流し込めばSSHログインも出来そう。
ひとまず、kernel 3.10を使っている事と、U-Boot形式なのはわかった。

欠点といえば、アプリケーションで左右パンが出来ないのと、Webカメラ本体にAPIが無い事。
前者は物理機構が必要になるので低価格に抑える為に切り捨てるのは仕方ないと思うが、
APIは是非とも実装してもらいたい所。
そうすれば、自宅サーバと連携してAPIを叩く事が可能となり、ATOM Camのメリットがさらに上がると思う。
是非とも今後のファームウェア改良に期待したい。





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