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Archive for the ‘Network’ Category

Bフレッツ終了に伴い「フレッツ光・小型ONU」をセットで申し込んだ【工事編】

2018年12月02日(日) - 20:21 | カテゴリ: Network

Bフレッツからフレッツ光への回線移行を決意し、移行に合わせて小型ONUの手配も無事に完了した。
回線開通工事は平日・休日が選べたのだが、休日は日程が合わなかったのと、
休日工事費を節約する為に平日開通工事で申し込みをした。

こうして、回線周りの準備は完了したのだが、
コアルータが100Mbpsのままではギガ回線を引き込む意味が無いのでルータ刷新も実施。
「Cisco ISR 1812J」から「Cisco 892 FSP」への交換も完了させてから工事当日になり、
ついに小型ONU『GE-PON<M>A SFP-ONU<1>S』とご対面した。


今回の小型ONUは三菱電機製の物。ググったら、このONUをSFPモジュールとして動かす場合、
NICのネゴはAuto/Autoにしないとリンクアップしないらしい。
ルータ・スイッチに直結する場合はNIC側でAuto/Autoが指定出来るか確認しておく必要がある。


Bフレッツ終了に伴い「フレッツ光・小型ONU」をセットで申し込んだ【準備編】

2018年12月01日(土) - 17:53 | カテゴリ: Network

当ブログも稼働している自宅サーバ環境(ns-lab BB)は、「NTT東 Bフレッツ」を十数年使い続けていた。
というのも、筆者は普段からネトゲはやらない・動画もそれ程見ないので下りはそれなりで良いのと、
自宅サーバ用途ではアップロードが重要なのも相まって、
ダウンロードが40Mbps、アップロードが50~80Mbps出たBフレッツ100Mbps回線でも満足に使えていた。

ただ、世間的にはNWトラフィックが増大しているのと、Bフレッツ設備老朽化も鑑みてか、
NTT東西がついに『Bフレッツを “2020年01月31日” にやめます』とニュースリリースを出した。
上記の通り、回線を変更する必要は無かったのだが、流石にNW回線自体が無くなるのは話が違ってくるのと、
Bフレッツからフレッツ光に乗り換える際の工事が無料になるらしいので、腰を上げて情報収集を開始。

………

調査の結果、今回の回線変更では次のイベントが必要となるのが判明

  • 宅内工事(ONU交換)が必須
  • ISPによっては契約変更が必要
  • 必要に応じてクロージャ工事も発生

ONUはBフレッツを使い出してから交換した事が1回も無い為、
未だにB-PONHAを使っていた事もあり『そりゃ変更と工事が必須だわ』と潔く諦めた。
ただ、YAMAHA NVR700Wが発売された時に話題となった小型ONUが気になっていた事もあり、
Bフレッツからフレッツ光への無料乗り換えに、小型ONUを指定出来るかチャレンジしてみた。

ISP契約変更は、自鯖用途で利用している内の一つが謎だった為サポートに聞いてみた。
すると『今回の様な設置場所・住所変更が発生しない場合はそのまま使える』と回答を頂いた。
もちろん工事後に回線変更申請は必要だが、ひとまずグローバルIPをそのまま引き継げるのは幸いだった。

クロージャ工事はNTTのお仕事なので割愛。
ググれば細かい事を解説しているサイトが一杯出てくるので、そちらをご確認くださいな。


という事で工事の結果、Bフレからフレッツ光への乗換え工事無料を使いつつ小型ONU導入に成功!
当初、NVR700Wを購入予定だったのだが、コアルータ刷新なども必要となりお金が無くなったので、
自宅ラックでご贔屓にしつつ個人的にも好きなメーカーである、
アライドテレシスのメディコン(CentreCOM MC2501)をSFP(ONU)収容用に利用している。

前置きが長くなったが、小型ONUを導入出来た経緯・実際に使ってみた感想などを、
ブログ記事3回に分けて纏めてみようと思う。


ISC DHCPでDHCPv6サーバを疑似冗長化してみた

2018年11月25日(日) - 19:15 | カテゴリ: Network

DHCPサーバの冗長化には色々な構築レシピが存在するが、
フェールオーバー機能で割り当てアドレスを同期しつつ、
プライマリが倒れたらセカンダリでDHCP機能を引き継ぐ構成が、経験上楽に冗長化を行えた。

ただ、IPv6で利用するDHCPサーバ(便宜上、DHCPv6と表記)は、
最近になってフェールオーバープロトコルが整備された為、
2018年11月現在・開発終了しているISC DHCPには機能が実装されていない。

現在開発中のKEA DHCPでもバックエンドにDBを用いた冗長化機能はあるのだが、
リースファイルを使う様な簡易な冗長化は出来ないのがネックだったりする。

………

話は変わり、筆者自宅のIPv6クライアントアクセス網は、
お金をケチる為にラズパイを用いたRA配布・DHCPv6サーバで構築してあるのだが、
このラズパイを最近になって2台に増やした為、DHCPv6サーバ冗長化問題が発生した。

当初、KEA DHCPで組み直す事を考えていたが、バックエンドにDB利用が前提となるのでやめた。
というのも、ラズパイの補助記憶装置(ストレージ)はSDカードとなる為、
DBみたいに読み書きが大量発生する用途には向かず、過去筆者も似たような事をやって壊した事があった。

という事で何か手が無いか色々と考えつつ、RFC・ドキュメント・ソースを漁っていた所、
EUI-64でインターフェースIDを配布する事で、
アドレス衝突無く任意のIPv6アドレスを使える事に気付いたのでやってみた。


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