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Bフレッツ終了に伴い「フレッツ光・小型ONU」をセットで申し込んだ【工事編】

2018年12月02日(日) - 20:21 | カテゴリ: Network

Bフレッツからフレッツ光への回線移行を決意し、移行に合わせて小型ONUの手配も無事に完了した。
回線開通工事は平日・休日が選べたのだが、休日は日程が合わなかったのと、
休日工事費を節約する為に平日開通工事で申し込みをした。

こうして、回線周りの準備は完了したのだが、
コアルータが100Mbpsのままではギガ回線を引き込む意味が無いのでルータ刷新も実施。
「Cisco ISR 1812J」から「Cisco 892 FSP」への交換も完了させてから工事当日になり、
ついに小型ONU『GE-PON<M>A SFP-ONU<1>S』とご対面した。


今回の小型ONUは三菱電機製の物。ググったら、このONUをSFPモジュールとして動かす場合、
NICのネゴはAuto/Autoにしないとリンクアップしないらしい。
ルータ・スイッチに直結する場合はNIC側でAuto/Autoが指定出来るか確認しておく必要がある。


今回の開通工事は、光コンセント設置に20分・電柱のクロージャ工事に20分・疎通テストに10分程かかった。
というのも、筆者の場合は光コンセント自体が無かった為、まずは光コンセントの設置作業が必要だった。

既設のBフレッツ用ONU撤去は1分程度で完了。
工事内容は、引き込み線直結のSCコネクタをONUから外し、
光コンセントに終端し直すみたいだった。
そして、光コンセント(ローゼット型)の設置場所を決める必要があるのだが、
今回は無料工事枠を使っている事から追加料金がかかる再融着は行わず、
工事当日は適当にとぐろを巻かせておく事にした。

ただ、光ケーブルを保護せず放置するのは避けたかったので、
工事後に100円ショップでB5サイズのワイドケースを購入&加工し、
ワイドケース内にとぐろ巻かせた光ケーブルと光コンセントを収容。
結果、光ケーブルの物理保護を行いつつ埃の蓄積を防ぐ事に成功した。


小型ONUとは言っても端子規格は『SCコネクタ』となる。
サポート外ではあるが、光コンセント・小型ONU間を長めの市販SCケーブルに交換する事で、
光コンセントから離れた場所にONUを設置する事も出来る。
なので、光コンセントの設置場所に迷ったら引込口近くの壁にくっつけるか、
コンセントボックス辺りに内蔵するのが良いと思う。

ちなみに、光ケーブルのコネクタは埃に弱いので、
ONU用光ケーブルを交換する時はシャッタ付きSCケーブルの購入を強くオススメする。

………

小型ONUを使う人の場合、普通なら対応したルータに収容して使うと思うのだが、
筆者の場合はISP毎にルータを分ける構成を取っている為、
ONUが一台のルータに収容されてしまうと他ルータから接続出来なくなるのが課題だった。
元より自宅で使っているルータがNVR500の為、SFPポートが無く物理的に収容不可能でもあった。

そうなると、次作としてL2SW・L3SW辺りのSFPポートに挿して使うのがセオリーだが、
今回は敢えてメディアコンバータを用いて、ONU代わりに稼働させる事にした。


という事で事前準備していた『アライドテレシス CentreCOM MC2501』
アライドテレシスは自宅ラックで以前からお世話になっているのと、
個人的に好きなメーカーで信頼もしているので、ONUを収容する重要な処理を担って貰う事にした。


SFPポートにONUを直収しつつ対向はメタル(RJ-45)でルータを接続して疎通テストした所、
正常にリンクアップしてルータからISPへの接続も完了した。
当初、SFP側が正常にリンクアップするか心配だったが、
この辺りはメディアコンバータの仕様通り、Auto/Autoでネゴした上でLinkUPした。

………

この光景を工事担当の人も見ていたのだが、
『小型ONU工事は稀にあるが、メディアコンバータで収容する人は初めて見た』
とコメントを頂いた ヽ(´ー`)ノ
小型ONUのメリットは色々あるが、大部分が外部電源の排除と小型化なので、
敢えて物理装置を用いる変人は自分くらいだと思う。
ちなみに、メディアコンバータの横にはSFPポートを備えたL2SWもあるのだが、
別用途でSFPを使いたかったのでL2SWに収容するのは諦めた。

こうして、自宅に小型ONU越しにインターネットへ接続出来る環境が整ったのでした。





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