kaspersky2010 vs kaspersky2011(その1)
という事で色々とデータ取り終わったのでレビューしつつ、
KIS2010とKIS2011の比較(バトルを)してみます。
何回かに分けてお届けするのだが、総じて使用したファイル郡の詳細は次の通り。
音声ファイル(mp3) 400コ 計2.34GB
動画ファイル(mp4) 2コ 計732MB
画像ファイル(jpg+bmp+png) 600コ(各200コずつ) 計294MB
文章ファイル(txt) 150コ 計151KB
自作DVD(iso) 1コ 計7.25GB
1153コ 総計10.6GB
上記ファイルはMcAfee2010・KIS2010・バスター2010でスキャンして
ウイルスが入っていない事を確認済み
これを使用してのレビューかつテストとなります。
で、第一回はアンチウイルスソフトで一番大事なスキャン速度のレビューをしようかと思います。
ちなみに、ウイルス検体を混ぜる事はしてないです。
そこら辺は他の人がやるだろうし今回は割愛します。
カスタム(オブジェクト)スキャンを以下の設定にして、
上記ファイルを1フォルダに纏めた後カスタムスキャンをしました。
設定方法は2010と2011とも同じです。
- すべてのファイルをスキャンする
- すべての圧縮ファイルをスキャンする
- すべてのインストールパッケージをスキャンする
- すべてのOLE埋め込みオブジェクトをスキャンする
- メール形式を解析してスキャンする
- シグネチャ分析
- ヒューリスティック分析 = 強
- ルートキットスキャン
- iSwift
- iChecker
以上の項目だけチェックを入れています。他の所は無し
という事で早速結果を。
結果の左にある番号はスキャンをした回数目です。
KasperskyInternetSecurity 2010 – ver.9.0.0.736
- 54秒
- 22秒
- 24秒
- 23秒
- 21秒
KasperskyInternetSecurity 2011 – ver.11.0.1.400
- 38秒
- 14秒
- 16秒
- 16秒
- 15秒
結果。
KIS2011の圧勝!!
確かにスキャン速度は速くなっていた。
が、今回は圧縮ファイルを混ぜていないのと、
単純なウイルス検出率は非検証なのでそこら辺はわかりません。
先の通り、他のサイト様にお願いするとします。
ちなみに、スキャン中のCPU使用率は両方ともほぼ同じ位です。
スキャン中はHDDアクセスが多いのもあって、PCの動作が相当重くなります。
わかりやすく説明すると、ウィンドウをD&Dするとモタる事が多々ある程度。
ただし、GPUが相当ショボイのもあるので単純なスキャン中の重さは不明。
重い作業は出来ない程度に思っておけばOKだと思います。
で、単純にファイル数が多いというのが今回のような速度差の結果になったのだとオモ。
それと、上記検証とは関係無いのだがフルスキャンの速度も確かに速くなっていた。
当検証が終わった後にフルスキャンをかけてみたのだが、
KIS2010では丸一日レベルでかかっていたのが、約21時間でスキャンが終了した。
(ファイル数の多さとかには突っ込むな!!)
よって、スキャン速度だけをみたとすると相当効率が良くなっており、
速度が速くなっている事がわかる。
この事から、ファイルをが多いPCとかにはKIS2011を導入する価値があると言える。
で、次回はスキャンしつつの回線速度とかを載せようかと思っています。
期待しないで待っていて下さい~