kaspersky2010 vs kaspersky2011(その2)
第二回はKIS2010とKIS2011の回線速度の比較
『アンチウイルスには関係無いんじゃないか?』と思う人もいるだろうけど、
今のアンチウイルスソフトにはリアルタイムでの
ネットワークトラフィックをスキャンする機能があったりする。
普段は設定したポートだけをスキャンするようにしているから
これといって問題は無いのだが、
比較する事があんまり無いので興味が出たのでやってみた。
機材やらLAN速度やらはその0にのせているのでそちらを参照して下さい。
という事で、以下ネットワークスキャンを設定した状態での
回線速度調査です。
前回同様、2010と2011で設定は同じです。
- すべてのネットワークポートを監視する
- その他は非チェック
と、前回よりも簡素な設定となっておりますw
スキャンをした状況として、USENスピードテストを使用して
夜9:00~をKIS2010・夜11:00~を2011として測定。
間があるのは、KISの再セットアップ時間の為です。
基本的に5回速度を測定出来たら終了とするが、
測定不可(エラー表示)となった場合は再度測定をする。
日は同じ日に実行をする。これは、曜日毎でのトラフィックに影響があると考えられる為。
結果の左にある数字は回数目とする。
KasperskyInternetSecurity 2010 – ver.9.0.0.736
- 13.517Mbps
- 11.230Mbps
- 28.250Mbps
- 25.478Mbps
- 20.416Mbps
KasperskyInternetSecurity 2011 – ver.11.0.1.400
- 76.431Mbps
- 65.846Mbps
- 48.176Mbps
- 58.775Mbps
- 35.584Mbps
結果としては、言わずもがなな状態になってしまいました。。。
ただし、2010の時にはエラーが0回だったのに対し、
2011では30回以上エラーが出て測定不能になりました。
エラーの原因は、多分回線速度の速すぎでエラー判定になった物だと思います。
また、2011の結果からわかる様に回線速度は一定数を出す事は稀である為、
当レビューは参考程度に思っていただければと思います。
で、結果からしてKIS2011のスキャン速度はやっぱり速くなっている模様。
ただ、KIS2010と比べていきなり早くなりすぎている気もするので、
本当にスキャンを実行しているのか甚だ疑問も感じます。
やっぱり環境にもよるのだろうが、自分の環境ではKIS2011が圧倒的に速いという事になりました。