DigiLoog

PC関係の事なら何でもいけるそんな処

dnsdistとgdnsdの多段構成でGeoIPに対応してみた

2025年02月14日(金) - 23:26 | カテゴリ: Linux

権威DNSにはGSLB(広域負荷分散)と呼ばれる動的なDNSレコードを返す物があり、
“ns-lab BB”でもWebサーバの負荷分散とサーバ切替で用いており数年の運用実績がある。

そんな自鯖のGSLBも機能強化しつつ運用しているが、
フロントエンドがdnsdistを採用してバックエンドにgdnsdを用いた多段構成のため、
GeoIPを用いたロケーション判定と動的応答が出来ない課題があった。

………

そんな折に発生した権威DNSの脆弱性対応でサーバをアップグレードをする必要があり、
ついでにEDNS0の対応もする事となった。

(`・ω・´)「dnsdistがEDNS0に対応出来るなら、gdnsdも対応すればGeoIPを使えるのでは?」

そう思い立ち調査をしたところgdnsdもEDNS0に対応している事が判明。
ソースコードも読んだらEDNS Client Subnetで接続元のIPアドレスを引き渡せそうだったため、
筆者の運用するgdnsdでもEDNS0への対応とGeoIP動的応答への対応をしてみた。



自宅サーバの権威DNSを改修中

2025年02月08日(土) - 21:33 | カテゴリ: 雑談

自宅サーバの権威DNSをテコ入れする機会があり、
サーバ内部の構成変更と配置を最適化する事にした。

今回は普通の権威DNSはBIND 9.20とNSD 4.11へのアップグレードと、
GSLBとフロントエンドでGeoIPに対応させてみた。
また、GSLBでは接続元IPアドレスを元に応答を切り替える機能も使える様にした。
BINDのviewに近い動きをするがGSLBの機能を使っているので、
より自由度の高い動きが出来るようになった。

稼働テストとドキュメントは粗方まとめたが記事にまとめるには時間がかかるので、
少しずつ内容を書き溜めておき、何処かで公開できればと思う。



Google reCAPTCHAのサービス移行通知が来た

2025年01月30日(木) - 22:45 | カテゴリ: 雑談

この記事を書いているDigiLoogは勿論、ns-lab BBでもreCAPTCHAを利用している。
そんな中、ちょっち前に話題となったreCAPTCHAのAPI実行制限の本丸と思われる、
Google reCAPTCHAへのサービス移行通知連絡が筆者の元にも届いた。

流石にreCAPTCHAが利用出来なくなるのは避ける必要があり、
WordPressとreCAPTCHAの組み合わせは多用もしているためサービス移行が必須になった

という事で、このままreCAPTCHAを利用しつつ新サービスに移行するか、
別のCAPTCHAサービスへ移行を行うか比較してみた。



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