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自宅Wi-FiアクセスポイントをAironetに入れ替えた

2018年04月21日(土) - 01:01 | カテゴリ: Network

今まで自宅の無線LAN環境はマルチベンダーを前提に、
家庭用のバッファローAPを使いつつ、大トラフィックはAironetに流す構成にしており、
レスポンスもそれなり早かったので満足してた。

ただし、昨今はIPv6の検証を行う事も日常的になってきており、
そんな中で無線LANだけはIPv6に対応していないのがネックとなっていた。
という事で結構前に衝動買いしたAironet 2600を押し入れから引っ張りだし、
無線環境を刷新してみた。

全体構成図は下記の通り。
部屋が複数あるので自宅の対角線上にAPを2台配置しつつ、
1台のAPで2.4GHz・5.2GHzを同時出力する構成にしてみた。
※下記ではAP1台で1種類の周波数に見えるが、実際は両周波数を出力中

SSIDはIPv4専用・IPv6専用を用意する事で、用途に応じた使い分けを出来るようにした。
無線LANセグメントのデフォゲは1台のルータで処理をしているが、
NW負荷はそれ程高く無いので問題無いと判断した。

別部屋に置いていたイーサネットコンバータは、今までWLI-TX4-AG300Nを使っていたが、
流石に老朽化して不調になる事も多々あったのでNTP設定で話題になったTP-Link製にしてみた。
軽く触ったが、W53/W56に対応していない事や、管理画面のログイン処理が雑だったり、
無線APなのに謎のTCP/22が空いた状態になっている以外はは問題無かった。
…無線セグは元からルータでACLかけているので、
やばそうな通信はAnyDenyした上で使おうと思う ヘ(゚∀゚ヘ)

………

上記構成で唯一嵌まったところとしては、
Aironet実機型番とIOSバージョンの組み合わせによっては、BVIのIP指定方法が変化する点。
通常のAironetはBVI1に管理IPアドレスを1つ付与する運用をすると思うが、
ns-lab BBの既存APではBVIを敢えて2つ以上作成していた。
ただ、今回購入したAironet2600ではBVIを1つしか作成出来ない事に気付かず、
管理I/FとしてLInkUPはしているが、ARPは引けない事象が発生した (´・ω・`)

原因はBVI2以降に対応していない為、元からIP疎通は出来ないのに、
BVI1以外を作成した段階でMACアドレスが強制的にBVI1以外に適用されてしまい、
ARPを引けなくなるからだった。
という事で、今回からAP1台で1管理IPの構成に変更も行った。

………

という事で小さな事に嵌まりはしたものの、今の所は快適にIPv4/IPv6で通信が出来ている。
ただ、無線AP製品は長期間使ってみないと善し悪しがわからないので、
暫くは今回構築した構成で行こうと思う。





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