自宅ラックのNW構成を一部組み替えてみた
DigiLoogとかVPN接続環境が動いている、"ns-lab BB"はCisco1812の3台構成をメインに、
上りはHSRPによるActive/Standby、下りはOSPFとPBRで負荷の低いルータに転送する構成だった。
しかし今年4月辺りからトラフィックが急増し、パケットが捌ききれなくなっていたり、
使っている機材がデータセンター用だったので、
「うるさい・熱い・電気代かかる」のも大きな問題だった。
という事で、このまま放置していても解決は出来ないので、
サーバを直結しているL2SWと上位ルータを入れ替えてみた。
今までは、ルータx3・スイッチx2 ・ VPN装置x1だったのだが、
今回の構成変更(上の写真)で、ルータx2・スイッチx1・VPN装置x1になった。
今回更新したのは↓の通り。ポイントとしては「ギガビット化&省電力化」でやってみた。
最初はコアルータをCisco C892Jに変更予定だったのだが、
排熱問題があったり(892は改造して解決)、PBRが必要だったり(1812はライセンス対応済)、
C1812Jでないと出来ない事が多いのが判ったので、1812をこのまま使い続ける事にした。
あと、C891FとC1812Jは横幅が同じなので、
重ね置きした場合に見栄えが良くなるというのも、C1812J続投理由の一つだったりする。
役割 | 変更前 | 変更後 |
コアルータ | Cisco C1812J | Cisco C1812J |
直集ゲートウェイ | Cisco C1812J (2台構成) | Cisco C891F |
L2スイッチ |
Cisco Catalyst 2960G AlliedTelesis AT-x900-12XR/S |
Cisco Catalyst 2960S |
今回は限定して入れ替えたので、次のフェーズとして他機材も入れ替え予定。
………
- ASA5510
- Cisco 1812J
- Cisco 891F
- Catalyst 2960S
主に内部でパケット転送を行っているのはこれらの機器。
今回の機材更新でこのラック(仮)の入れ替えは全部完了した。
他にも、仮想サーバのiSCSI領域増設とか、
ISP接続用FWの入れ替えとかが残っているのだが、
追加機器とか予算の都合で1ヶ月程は入れ替える事が出来なそう (´・ω・`)
そっちの方は更新が完了次第、改めて紹介したり、
そもそもの、"ns-lab BB"全体構成を起こそうと思う。
………
今回どうしても入れたかったのが、このSFPモジュール群。
MMF光は本職でも扱った事がほぼ無いので、「自宅ぐらい折角ならば」と導入。
GLC-Tは本職で使った事が何回かあるのだが、以前から使ってみたかったので買ってみた。
…結局の所、一番の目的はSFPスロットを全部埋めたかっただけだったりする
ちなみに、同規模の入れ替えがあと1箇所(ISP接続点)が残っているので、
引き続きこちらの入れ替え作業を継続せねば…
そして1年以上構成を練っているiSCSI領域の事も進めないと (;´Д`)