ネットワークカメラ「ATOM Cam Swing」を買ってみた
2020年に発売された初代ATOM Camが話題になってから早1年半。
上下左右のカメラ操作にも対応したカメラが同じメーカーから発売されたので1台買ってみた。
という事で、ATOM Cam Swingをゲット。
発売時は値引きセールもやっていたのだが、その時に買うのを忘れたので普通に定価購入。
Webカメラは様々なメーカーから出ているが、
ATOM Camの良いところは値段が安い割に多機能で様々な使い方が出来る点。
今回購入したのはSwingなのでカメラを上下左右に動かす事が出来るのだが、
同等の物を海外製品で探すと怪しいWebカメラしか対応している物が無かったりする。
ATOM CamシリーズもWYZE CAMのOEMではあるが、
出所がはっきりしているので有象無象の怪しい中国製よりは安心できるのもメリットの一つ。
開封直後の状態はこんな感じになっている。
外箱も驚くほど小さくWebカメラ本体がみっちりと詰まっていた。
電源はUSBポートから取る形式で専用ケーブルを利用する事となる。
カメラ本体は電源が詰まった部分とカメラを格納した部分の2つをダブルヒンジで接続している。
初代・二代目のATOM Camを縦に連結したような形で縦設置する事となる。
電源はmicro USB形式だが、防水と電圧確保の為に同梱ケーブルを使うように注意書きがあった。
筆者も同梱USBケーブルを接続しているが、流石にカッチリ嵌る様に作られていた。
ATOM Camなので録画用SDカードを入れる事が出来るが、
この部分もゴムパッキンで覆われており防水対策がちゃんとしていた。
左のRESETボタンは初期セットアップしたりカメラを初期化する時に使う物だが、
コレが結構深い所まで押す必要があり爪を立てないと反応しなかったりする。
また、セットアップ時の音声ガイド音量が大きく夜中だと近所迷惑になりそうだった。
この辺りはATOM Cam初代でも同様だったので直して欲しかったが、直っていなかった (´・ω・`)
動画撮影時のネットワーク帯域は100~200KB程度で他のWebカメラと大差無かった。
モバイルルータでは流石に不安だが、普通の固定回線を使っているなら問題なく使える帯域だった。
野外利用するなら無線接続は必須になると思うが、
ネットワーク帯域や解像度のバランスが上手く、どの利用シーンでも処理できるようになっている。
心残りなのはAPI操作に対応していない所。
この値段でAPIに対応するのは無理だと思うが、
ラズパイと組み合わせてAPIを叩けると一気に利用用途が広がるので実装して欲しいと感じた。
実稼働させて一週間も使っていないので実利用を元にしたレビューは出来ないが、
Webカメラとしてのポテンシャルは高い様に感じる。
暫くの間は起動させっぱなしにさせつつ実際の利用シーンを模索しようと思う。