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VPN環境下のandroid用Firefox名前解決が困ったちゃんな件

2014年12月23日(火) - 16:47 | カテゴリ: Network

自宅にいる時はandroidからns-lab BBへ直接接続しているので問題が無いのだが、
外出先からVPN(IPSec)を張ってns-lab BBに接続する際に問題が起きたのでちょいとメモ。


事の発端は、内向けDNSのTTLを86400から10800に短縮した為。
TTL=86400の時はandroid端末内にDNSキャッシュが残っている為、
VPN経由で自鯖に接続をしても、キャッシュが優先されて内向きのAレコードが返ってきていた。
しかし、TTL=10800にすると流石にキャッシュが切れる事があり、

キャッシュ切れる → 内部の名前解決 → "ns-lab.org"ドメインのグローバル側Aレコードが返答される →
"ns-lab.org"サブドメインの問い合わせもグローバル側に投げられる → Aレコードが無いのでNoReplyになる

という、よくある障害コンボに突き当たった。
まぁ、この辺りは慣れた物でVPNプロファイルで優先DNSを設定したりしてなんとか回避。

したと思ったが、んな事無かった(´・ω:;.:…



冗長構成で負荷分散Proxyを構築 [Corosync/Pacemaker/HAProxy/Squid]

2014年12月14日(日) - 22:08 | カテゴリ: Linux

今回は久々に本気の冗長構成を作ってみた。

事の発端はテストとして構築したProxy(Squid)が片肺運転だった為。
その為、自分でProxyを使っていても仮想環境の基盤側を弄る度にWebブラウザのProxyを外す必要があった。
しかし、んな事を毎回やるのも面倒臭くなり、
「だったら、自鯖1号2号で冗長Proxy作っちまえばいいか!!」と軽く考えたのは2ヶ月前(´・ω・`)

という事で、2台以上で冗長化を視野にいれつつ、ついでに負荷分散の仕組みも入れて構築してみた。


※トポロジアイコンにINTEROP 2014の物を使わせて頂きました。
今回の構成は上図参照。綺麗な構成図だろ… これ自宅(寝室)なんだぜ…
L2SW(緑のアイコン)間はEthernetChannelを組んでおき、ルータ間はHSRPを使用。
肝となる負荷分散にはHAProxyを二台構成に、HAProxyの代表IPとしてPacemakerによるEIP振り分けを行った。



自鯖による自宅プライベートクラウドのススメ

2014年12月06日(土) - 17:26 | カテゴリ: Linux

プライベートクラウド:企業内部門やグループ会社などにクラウドサービスを提供する形態の事
↑の環境を「自宅サーバで構築したらどうなるのか」というのが今回のお題。

自宅でクラウド環境を構築するとなると、OpenStackを使った本格的な物から、
Hyper-Vを使ってWindowsクラスタリングみたいな事をする物まで様々な選択肢がある。
それこそ、企業でやるならVMwareを使ったり、必要な時だけ使えるAWSとかもあるが、今回は置いておく

その中でも、"自宅で構築する"という面でオススメなのが、
KVM+HAProxy+Pacemakerを使った、負荷分散型の仮想"なんちゃって"クラウド環境。
というのも、HAProxyを入れている事によって、比較的自由度の高いロードバランシングが可能な事と、
仮想環境の強みであるサーバのコピーによる増殖が可能だから。



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